香川・善通寺 ヘリ事故を受け 陸自に申し入れ

発行日:

週刊『前進』04頁(3291号03面04)(2023/04/24)


香川・善通寺
 ヘリ事故を受け
 陸自に申し入れ

(写真 教育労働者を先頭に申し入れ【4月15日 善通寺市】)

 4月15日、自衛隊善通寺駐屯地に、ヘリ墜落事故についての申し入れを行いました。善通寺の第14旅団は沖縄を拠点とする第15旅団の増援あるいは交代部隊とされ、すでに南西諸島で訓練を行っています。戦争は始まっているのです!
 私たちは春闘の最大の取り組みとして、また「教え子を再び戦場に送らない」実践そのものとして何ができるか議論しました。私は駐屯地近隣の中学校に勤務したことがあり、隊員にも「教え子」が多くいます。
 岸田政権は防衛費を大幅増額して武器などの装備を購入しようとしています。武器がたくさんあっても、それを使う人、つまり戦争を担う人がいなければ戦争など一日も成り立ちません。だからこそ学校に「道徳」の授業を強制し、教育労働者に戦争教育を強制しているのです。戦争反対は労働組合の特別の課題です。5月サミット決戦に一切をかけて決起します!
(日教組香川三観地区教職員組合委員長・片山元久)
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