沖縄から世界戦争とめる 自国政府倒す反戦闘争を 「復帰」51年沖縄集会 闘う労組の登場に拍手

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週刊『前進』04頁(3295号03面01)(2023/05/22)


沖縄から世界戦争とめる
 自国政府倒す反戦闘争を
 「復帰」51年沖縄集会
 闘う労組の登場に拍手

(写真 赤嶺全学連委員長が基調報告を行った【5月13日 那覇市】)

 沖縄県那覇市で5月13日、改憲・戦争阻止!大行進沖縄の主催で「『復帰』51年5・13沖縄集会」が、直前の国際通りデモの高揚を引き継いで行われた。元基地労働者の水島満久さんが司会を担った。
 主催を代表して宮城盛光さんがあいさつし、続けて全学連委員長・沖縄大学学生自治会委員長の赤嶺知晃さんが基調報告を行った。
 赤嶺さんは「ウクライナ戦争は世界戦争として激化し、岸田政権はG7広島サミットで戦争推進国として登場しようとしている。絶対に許せない」と切り出し、「ウクライナ戦争と一体で米日による中国侵略戦争への策動が進んでいる。沖縄の軍事要塞化を阻止することは、世界戦争を阻止する決戦だ」と訴えた。
 そして闘いの構えとして「米を基軸とする世界経済の根底的崩壊の中で、中国をたたきつぶすために戦争をあおっているのは日米政府だ。『米中の軍拡競争に巻き込まれないようにしよう』では戦争への扇動に立ち向かえない。岸田政権=自国政府打倒の立場で反戦闘争を巻き起こそう」と強調し、実際に世界中でウクライナ戦争反対、自国政府打倒の闘いが盛り上がっている事実を示した。何より、直前の5月12日に行われた沖大処分撤回・阻止集会での戦時弾圧に屈しない沖大生の好反応や、沖縄コールセンター労働組合の登場に触れてその機運は日本にもあると示し、「青年・学生を先頭に反戦闘争を巻き起こし、岸田政権を打倒しよう。5・15沖縄闘争の成功からG7広島サミット粉砕の闘いへ攻め上ろう」と訴えた。
 そして満場の拍手を浴びて沖縄コールセンター労組が登壇。仲宗根光洋書記長は「結成準備はウクライナ戦争開始とほとんど同時期で、戦時下での労働組合活動の1年でした。団結破壊をはね返しながら職場環境の改善を実力でかちとっていく中、資本側は卑劣にも委員長が病気で倒れたことを好機と見て事業所移転攻撃をかけてきました。これに対し4月27日、ストライキに立ちました」と報告。「組合の移転反対署名は職場の過半数以上の労働者から集まり、スト当日の職場前での座り込みでは全国16の労働組合から激励のメッセージをもらい、関西合同労組や沖縄県内の労働者・学生が集まってくれて20人以上でやりぬきました。残念ながら移転は強行されてしまいましたが、組合が団結を維持して残り、職場の支持がある状態での移転です」と勝利感を込めて語った。
 移転先のうるま市洲崎はIT企業やコールセンターが集まっていて、米軍の泡瀬通信施設や陸上自衛隊勝連分屯地も近い。仲宗根書記長は、「資本の攻撃に負けない団結をつくれるか、勝負の年です。職場闘争を中心としつつも、反戦・反核を掲げてこれからも闘います」と語った。共に登壇した組合員もこれに続いて決意を述べた。
 カンパアピールの後、広島大学学生自治会から戦争会議=サミット粉砕の決戦への総決起が訴えられた。動労千葉に続き、高槻市議選を闘いぬいた村山裕子さんがアピール。さらに全国から大行進東京と星野暁子さんが発言に立ち、全学連の矢嶋尋副委員長が不当弾圧と厳戒警備を打ち破りサミット決戦を闘うことを訴えた。
 最後に、沖縄コールセンター労働組合の富田晋委員長が、これからの闘いの決意を訴えて会場は拍手でその気概に応えた。団結を固め、集会は大成功した。
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