全国から教育労働者は広島へ 戦争推進の連合倒し 反戦闘う日教組を!

週刊『前進』04頁(3303号02面02)(2023/07/17)


全国から教育労働者は広島へ
 戦争推進の連合倒し
 反戦闘う日教組を!


 アメリカ帝国主義が広島に原爆を投下した1945年8月6日。この年末までに14万人の命が奪われた。78年目の「8・6」を、私たちは戦後最大の世界戦争・核戦争の危機の中で迎える。まさにこの時、教育労働者が原爆ドーム前から「教育労働者は戦争に反対する!」と表明しデモに立つ! 教育労働者は全国から8・5―6広島に総結集しよう!

「教え子を戦場に送るな」の闘いを

 私たちの目の前で世界戦争・核戦争が始まろうとしている。止めるのは今だ。全国の教育労働者は決意を固め、「教育労働者は戦争に反対する!8・5ヒロシマデモ」に立ち、8・6原爆ドーム前に結集する!
 ウクライナ戦争は、ウクライナ軍の「大規模反攻」をもって米・NATOとロシア・中国が全面激突する世界戦争・核戦争に拡大しようとしている。その導火線に火を付けたのがG7広島サミットだ。岸田は8・6広島、8・9長崎の式典に訪れ、核保有・使用を正当化した「G7広島ビジョン」を現実化しようとしている。広島の名でヒロシマ・ナガサキを繰り返すことなどどうして許せるか!
 どれだけ人民が犠牲になろうと構わないと、ウクライナの戦場に米帝はクラスター弾や劣化ウラン弾を投入している。こんな不正義の戦争は直ちに終わらせなければならない。
 しかし、帝国主義各国は自国の危機と体制延命のために戦争から引き返せない。米日帝は中国侵略戦争の準備を進め、沖縄戦を繰り返そうとしている。戦時体制構築のために、岸田は大軍拡を推し進め、反戦反核闘争の根絶を狙っている。平和教育教材「ひろしま平和ノート」から漫画『はだしのゲン』が削除された。多くの学校が修学旅行先に広島を選ぶ中で、平和教育の解体が狙われている。「ゲン」のように日帝の戦争責任を追及し、天皇制を弾劾し、差別・排外主義を許さないことが、戦争を進める岸田にとってあってはならないからだ。
 今、教え子であった自衛官たちが、中国との戦争のために死ぬ覚悟で南西諸島に送られようとしている。侵略の銃を再び握らせていいのか。今、目の前の戦争を止めずして、何を子どもたちに語るというのか。「核と人類は相容れない」「教え子を再び戦場に送らない」——今こそ岸田打倒の反戦闘争に立つ時だ。

広島から始まった日教組の反戦闘争

 教育労働者が反戦闘争にに立つ時、時代は大きく動き出す。団結して闘う教育労働者の姿は、子どもたちや地域の労働者の心を揺さぶる。それゆえ、国家権力・右翼の憎しみも一身に受けてきた。戦争反対は国家権力・右翼との死闘に必ずなる。そもそも「教え子を再び戦場に送らない」とは、教育労働者は戦前のように国家や天皇の手先に絶対にならない、聖職者ではなく労働者だという誓いではなかったか。
 戦後、日教組は反戦闘争の推進軸であり、血を流して闘ってきた。その闘いがあって初めて平和教育も成り立ってきた。この戦時下で、日教組が闘う方針を打ち立てるならば、全国の教育労働者は直ちに立ち上がるはずだ。
 しかし、連合事務局長の清水秀行・日教組前委員長は「G7広島ビジョン」を「評価」し、岸田のウクライナ負傷兵の自衛隊受け入れを「人道的な支援」だと賛美した。連合・日教組本部は岸田と同じ立場で「平和」をかたりウクライナ戦争を推進し、世界戦争・核戦争の地獄の道に人民を引き入れようとしている。
 全国から広島に結集するのは、連合・日教組本部を倒し、反戦を闘う日教組を全国につくり出すためだ。日教組の反戦闘争は1955年8月6日、広島市で開かれた第1回原水禁世界大会から始まった。被爆体験を語り継ぐ広島・長崎の両教組の取り組みが労働者人民の中に広く定着し、今も日本労働者階級の中に戦争絶対反対の意志が息づいている。この反戦の怒りを巨大なうねりにするために、広島から、私たちこそが闘う日教組をつくり出そう!

殺人的多忙化の鎖断ち岸田を倒そう

 職場には殺人的多忙化が襲いかかっている。年度初めから「先生がいない」ほどの教員不足だ。セクハラ・パワハラも横行し、精神疾患は毎年5千人を超えている。新自由主義が学校を崩壊させてきたのだ。それでも岸田政権は、教職調整額4%を10%に増額するから国家の奴隷として働け、と襲いかかる。新自由主義が崩壊し、日帝は命も生活も踏みにじり戦争に突き進むしかないのだ。
 職場で殺され、戦争で殺される——この現実を根底から覆そう。今こそ職場の団結をうち固め、殺人的多忙化の鎖を断ち切り、日帝・岸田政権を倒し戦争を止めなければならない。8・5―6広島は私たち労働者そして子どもたちの未来を切り開く出発点だ。11月労働者集会を呼びかける動労千葉ら3労組は、連合をのりこえ階級的労働運動の復権へ闘っている。世界ではストライキの先頭に教組が立ち、韓国では原発汚染水阻止闘争の中心に全国教職員労働組合が据わっている。全国・全世界の労働者と共に、労働運動の力で戦争を止めよう!
〔革共同教育労働者委員会〕
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