大坂同志への無期求刑弾劾 無罪奪還を10・26最終弁論へ

週刊『前進』04頁(3316号01面02)(2023/10/24)


大坂同志への無期求刑弾劾
 無罪奪還を10・26最終弁論へ

(写真 「大坂正明さんを奪還するぞ」「星野国賠に勝利するぞ」「ガザへの攻撃やめろ」と訴え120人が裁判所包囲デモ【10月19日 東京・霞が関】)

 1971年沖縄返還協定批准阻止11・14渋谷暴動闘争を闘い、「殺人罪」をでっち上げられた大坂正明同志の裁判(東京地裁刑事第4部・高橋康明裁判長)の論告・求刑公判が10月19日に開かれ、検察官は無期懲役を求刑した。断じて許せない! これに対する弁護側の最終弁論、大坂同志の意見陳述の公判が26日に開かれる。大結集し、この極悪求刑に反撃しよう。
 大坂同志は無実である。昨年10月以来33回の公判を通してそれは完全に立証された。事件と大坂同志を結びつける客観的証拠は皆無であり、でっち上げられた「目撃証言」はことごとく破綻している。大坂同志が現場で写っている写真は1枚もない。論告は完全に破綻しているのだ。
 大坂同志への無期求刑は、無実の星野文昭同志への無期懲役刑と獄死・虐殺の居直りである。何よりもガザでの大虐殺を全面的に支援し擁護する米帝と一体となり、再び沖縄を戦場にして中国侵略戦争―世界戦争に突き進んでいる日帝国家権力が、渋谷闘争と大坂同志を「裁く」ことなど絶対に許してはならない。反戦闘争の爆発と11・19労働者集会大結集の力こそ、大坂同志の無罪・奪還をかちとる力だ。10・26最終弁論闘争に決起しよう。
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