動労千葉物販に協力を 解雇撤回・JR復帰の実現へ

週刊『前進』04頁(3318号02面04)(2023/11/06)


動労千葉物販に協力を
 解雇撤回・JR復帰の実現へ


 国鉄1047名解雇撤回闘争を支える動労千葉冬季物販へのご協力をお願いします。
 私たちは歴史の岐路に立っています。イスラエルはパレスチナ人民のジェノサイドに手を染め、ウクライナ戦争は激化の一途をたどり、東アジアでは米日帝国主義が「台湾有事」を口実にした中国侵略戦争に突き進んでいます。
 世界を戦争にたたき込む帝国主義に対し、全世界で反戦闘争が巻き起こり、階級間の激突が始まりました。労働組合は反戦の砦(とりで)です。11・19労働者集会は階級的労働運動を甦(よみが)えらせ、労働者国際連帯で戦争を止め、社会を変革する闘いです。
 国鉄闘争は改憲・戦争国家化に向けて強行された国鉄分割・民営化と対決してきました。その真価を発揮する時はまさに今です。1047名解雇撤回闘争は「勝利まであと一歩」の決戦局面にあります。今年4月14日の裁判で動労総連合は、解雇を首謀し実行したJR西日本元会長の井手正敬とJR東日本現社長の深澤祐二の証人尋問を求め、それを拒否する裁判官に忌避をたたきつけました。井手と深澤を法廷に引き出して真実を明らかにさせれば、解雇撤回・JR復帰の勝利は実現できます。
 JR東日本は「鉄道を持つIT企業になる」として組織再編とローカル線廃止へ走っています。その結果、安全が切り捨てられ、川越線の単線区間に上下線電車が同時進入、東海道線から普通電車が貨物線に誤進入、内房線で協力会社の青年労働者が感電死、東海道線での列車と電柱との衝突など、大事故が続いています。JRは鉄道運行能力を失いつつあります。
 今こそ社会を労働者の手に取り戻そう。動労千葉は運動と組織を次世代に引き継ぐため「原則70歳まで組合員」の方針を確立しました。世界中で労働組合がストライキに立ち、日本でも職場生産点からスト復権のうねりが起きています。甦れ!ストライキ。闘う労働組合の復権を。11・19労働者集会で労働組合の力を示しましょう。

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