団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(3318号04面02)(2023/11/06)


団結ひろば 投稿コーナー

杉並で11月集会参加が拡大
 改憲・戦争阻止!大行進杉並 洞口朋子

 11・19全国労働者総決起集会まで残り2週間。絶対反戦を訴え杉並区議選再選をもぎりとった地平をさらに大きな反戦闘争のうねりとして発展させ、そのすべてを日比谷野音に結集させるため、日々奮闘しています!
 9・2西荻を皮切りに、10・14高円寺、11・3阿佐谷で毎月の反戦デモを闘い、それと一体で地域や街頭で連日11・19集会の組織化を進めています。労働者・住民は、ガザへの空爆・虐殺に対し、「自分も何かやらなきゃ!」と行動を求めています。在日・滞日の外国人労働者との結合も拡大しています!
 地域を訪問すると、60代女性は家の中から走って出てきて「ガザのニュースにいてもたってもいられない」と話し、「誘ってくれてありがとう! 行きます」と11月集会のチケットを購入してくれました。今年1月に軍事予算2倍化反対署名で出会った50代女性は、「次はこれ(11・19)ね!」とチケットをカンパも含めて2枚購入してくれました。選挙の過程では1度も会えなかった別の50代女性も訪問を喜んでくれて、「こういう大きな集会は初めてだからとても楽しみ!」と参加を約束してくれました。
 地域をまわっている時に偶然声をかけてくれた70代女性は、「あなたが洞口さん? 右翼がガーガー騒いでてあなたのことを知ったわよ。大変だと思うけど頑張ってね」と初対面にも関わらずチケットを買ってくれました! 面識があろうとなかろうと関係ありません。戦争・生活破壊に怒るすべての人に11月集会に一緒に行こうとストレートに訴えることが重要だとつかみました!
 さらに、チケットを5千円で買ってくれる人や、地域で自衛官募集業務反対署名を30筆以上集めてくれる人も! 参加を表明してくれた人にさらに「ぜひ友人や家族を誘って参加してほしい!」と真剣にお願いすることも大事だと実感しました。
 11・19日比谷野音を埋め尽くす大結集で、韓米など海外から駆けつける仲間たちを迎え入れよう! 労働者国際連帯を体現する反戦大集会を実現しよう! 全力で闘います!

八王子で「反戦集会&デモ」
 三多摩労組交流センター代表 徳永健生

 10月29日、東京・八王子市で反戦反核集会&デモを行い、会場あふれる結集で成功しました。
 「全世界のパレスチナ人民を殺すな!の闘いと連帯して八王子から反戦の声をとどろかせよう!」との主催者あいさつの後、世界で巻き起こるデモをビデオ上映しました。
 基調提起では日本機械工業労組の那須書記長が、パレスチナ情勢をはじめ帝国主義が生き残りをかけた世界戦争に突入していることを明らかにし、11・19労働者集会への大結集が戦争を止める力だと訴えました。
 続いて動労千葉の田中康宏顧問が講演。田中さんは「労働者はいま歴史の転換点にある」として、米帝を支える労組だった全米自動車労組の中で現場労働者の闘いを契機にして今夏のストライキに登りつめていった過程を教訓に、日本の労働組合をよみがえらせる闘いの現実性を提起。動労千葉が国鉄分割・民営化という国家の全体重をかけた攻撃と立ち向かい、組合の団結を守り抜いた経験が感動的に語られました。田中さんは、この闘いの中から全国に闘う労組のネットワークを呼びかけて始まったのが11月労働者集会だとして、「労働者の力はこんなものではない。今年の労働者集会に動労千葉をはじめ3労組はかけきっているので大結集をお願いしたい」と訴えました。
 現場の決意表明の後、田中さんに街頭や職場で集めた11・19賛同やチケット代をお渡しし、最後は11・19大結集へ団結ガンバローでしめくくりました。
 集会後のデモでは「ガザへの攻撃やめろ!」の英語のコールに大注目。沿道から手を振るなど多くの反応や飛び入りがありました。反戦闘争を闘い、11・19大結集へ全力で闘います。

舞鶴でパレスチナ連帯集会
 京都 自治体労働者 樋口 直

 10月29日、舞鶴市内の駅南公園で京都府職労舞鶴支部をはじめとする実行委員会が呼びかける「イスラエルのガザ侵攻反対!舞鶴を戦争の出撃拠点にするな!」の集会が150人の結集で勝ち取られた。海上自衛隊舞鶴基地の足下での反戦集会とデモは決定的だ。集会には多くの飛び入り参加者も加わり、舞鶴での戦争反対の気運の高まりを感じた。
 集会では舞鶴支部長の長岡達也さんが「ガザ攻撃をやめろ。パレスチナに連帯して闘おう。戦争の激化と並行して、舞鶴でも米艦船の補給目的の入港が激増している。総監部の地下化やトマホークのイージス艦配備計画を弾劾しよう」と提起した。
 続いて関西地区生コン支部の武谷新吾さんからの11・19集会への組織化のアピールを受け、港合同の木下浩平さんが、パレスチナ連帯の労働者の国際的闘いが進んでおり、イラク戦争反対で港湾をとめたILWU(国際港湾倉庫労組)が11・19集会に参加することを報告した。
 全港湾大阪支部の小林勝彦さんは「安保3文書改定以来、空港・港湾の自衛隊使用が狙われている。全港湾は先の戦争の教訓として、戦争には加担しないことを出発点としている。全国港湾も戦争反対の決議を上げた。労働条件が守られているのはその背景に平和が守られているからだ。戦争反対で共に闘おう」と熱烈にアピールした。
 改憲・戦争阻止!大行進・関西からは冨山小太郎さんが、イスラエルのジェノサイドとも言うべき連日の無差別空爆を弾劾し、この戦争の時代に大行進運動が決定的だと提起。戦争を止める力は労働組合にあると訴えた。続いて地元の自治体労働者からは反原発の闘いのアピール。日教組奈良市からの発言があり、全学連からは京都市内の街宣での在日アラブ人との合流や戦争に反対する自治会建設の展望が語られた。
 まとめは大行進京滋の相川文男さんが「今日の集会を突破口にして11・19へ大結集を!」と発言し、集会後は海自舞鶴地方総監部までデモ。総監部に大行進京滋の申し入れを行い、戦闘的に行動を貫徹しました。

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