兵士は侵略の銃を取るな 日本原演習場に抗議行動

発行日:

週刊『前進』04頁(3332号04面04)(2024/02/19)


兵士は侵略の銃を取るな
 日本原演習場に抗議行動

(写真 日本原演習場に対し中四国の大行進が「紀元節粉砕・戦争阻止・基地撤去」を訴えデモ【2月11日 岡山県勝田郡】)


 中国侵略戦争突入情勢下で訓練が強化されようとしている陸上自衛隊日本原演習場(岡山県奈義町、津山市)に対して2月11日、中国・四国地方の改憲・戦争阻止!大行進運動は、「紀元節粉砕」「戦争阻止」「基地撤去」を掲げて集会とデモを打ち抜いた。
 1969年、奈義町議会が「大日本帝国憲法復元決議」を上げたことに抗議し、以来毎年2月11日に地元農民を先頭に基地撤去を訴えて現地集会が闘われてきた。今年も岡山県北の教組や自治体労働者を中心とした日本原共闘会議の集会が取り組まれ、大行進運動もこの集会に合流した後、日本原駐屯地門前までのデモを行った。
 デモ行進には共闘会議関係者の一部も合流し、「兵士は侵略の銃を取るな」「中国侵略戦争阻止」のシュプレヒコールを上げた。沿道からは車の中から手を振る人、一緒に拳をあげる人などが見られた。
 集会に先立ち、「戦争のための芸備線廃線攻撃阻止」を訴えて参加者に署名と3月17日の岡山県新見市での集会・デモへの結集を呼びかけた。多くの署名への協力と共感の声が寄せられた。
 街頭で、職場で、反戦闘争のさらなる爆発をめざして闘う。
(改憲・戦争阻止!大行進岡山 Y)

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