教組は中国侵略戦争阻止の先頭に 職場で倒れることも、戦争で殺し合うことも拒否する 反戦ストライキに立とう 革共同教育労働者委員会

週刊『前進』04頁(3343号02面05)(2024/05/06)


教組は中国侵略戦争阻止の先頭に
 職場で倒れることも、戦争で殺し合うことも拒否する
 反戦ストライキに立とう
 革共同教育労働者委員会


 4月10日の日米首脳会談・日米共同声明は、日米安保を「中国侵略戦争遂行の軍事同盟」へと根本的に大転換させました。岸田はバイデン米大統領との間で日米共同作戦の体制を具体的に詰め、沖縄―日本の労働者人民の命を差し出し、中国人民と殺し合わせることを勝手に決めてきたのです。いったい誰がそんなことを認めたのか! 全国の教育労働者の皆さんに訴えます。今こそ「教え子を再び戦場に送るな」の誓いにかけ反戦闘争に立ち、ストライキをたたきつけよう! 岸田を倒し中国侵略戦争を絶対に阻止しよう!

反帝・反スタ世界革命へ闘おう!

 今、第2次世界大戦に突入した1930年代を超える激しさで世界戦争の火の手が上がっています。帝国主義支配階級は、自分たちを「自由と民主主義」「平和」を守る側として押し出し、「『力による現状変更』をたくらむロシアのプーチン、中国の習近平そしてパレスチナのハマスなどを撃退する戦争は自衛権の発動であり正当である」と宣伝しています。しかし、ウクライナ戦争ですでに数十万人の死傷者が、ガザでは子どもたちを含む3万4千人超もの死者が出ていることを受け入れよというのか。何が「自衛の戦争」だ!
 朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大など、戦後一貫して「力による現状変更」を繰り返してきたのはアメリカ帝国主義ではないですか。その米帝の世界支配が危機に陥り、資本家階級と支配層の延命のために中台海峡での対立をあおり中国侵略戦争=世界戦争を引き起こそうとしているのです。これに対し中国スターリン主義は日米台労働者に世界戦争阻止の反戦闘争を呼びかけるのではなく、軍事的に対抗することで世界戦争の危機を深めています。
 革共同は、世界戦争に動員されようとしている全世界、何よりも日本の労働者階級人民が反帝・反スターリン主義世界革命に決起することが、戦争を阻止し、搾取も戦争も必要としない人間解放の時代への唯一の道であることを心の底から訴えます。それは、帝国主義とスターリン主義による極限的な民族抑圧に対する決起として敢行されたパレスチナ人民の10・7蜂起と連帯すること、そして、米日帝の中国侵略戦争の最前線基地にされようとしている沖縄の怒りと闘いを共にし、自国帝国主義を打倒することの中にあります。
 矛盾が集中する沖縄では、「沖縄戦の再来を許さない」と米軍の軍事使用と自衛隊大増強に対する新たな闘いが始まっています。沖縄は安保粉砕・日帝打倒の震源地であり、沖縄を先頭とする日本の労働者階級人民は戦争を阻む力を持っています。その底流に「教え子を再び戦場に送るな」を掲げた連綿と続く闘いがあることを想起し、全国の闘う教組、教育労働者は労働者階級人民の先頭に立ち、中国侵略戦争阻止の反戦闘争に決起しよう!

生存かけた闘いたたきつける時

 職場・地域丸ごと立ち上がるために今必要な闘いは、「職場で倒れることも、戦争で殺し合わされることも拒否するストライキに立とう!」ということです。戦争が目の前に来ているのだから、この闘い以外、選択の余地はありません。資本家とその政府の意思として、命を投げ出して中国の労働者と殺し合え、戦費を賄うために医療・福祉・教育が崩壊し労働者が過労死しても知ったことではないという日帝・岸田政権に、私たちの生存をかけた無数のストライキと壮大な反戦決起をたたきつける時が来たのです。
 学校現場では精神疾患による病気休職者が6千人を超え、欠員が2千人を超えています。評価制度導入以降、パワハラが後を絶ちません。地方教育行政によるトップダウンの理不尽な取り組みにより、過重労働と時間外勤務が常態化しています。労働基準法さえ守られず、次々と病に倒れ、自死するまで追い詰められた仲間を政府・文部科学省・行政当局が守ったことがあったでしょうか。一人、また一人と倒れていくことに甘んじ続けることは、もはやできません! 労働者が自らと労働者階級全体の命を守るためにストライキに立つことは百パーセント正義であり、誰がこの世の中の主人公であるかを鮮明にする闘いです。戦争を止める力もここにあります。

過労死・戦争と闘う教組復権を

 日教組には、労働現場で生き抜くための闘いと、戦争絶対反対を一つに闘ってきた歴史があります。朝鮮戦争下の1951年に「教え子を再び戦場に送るな。青年よ再び銃を取るな!」のスローガンを掲げ、その後の56~58年の勤務評定反対闘争では「勤務評定は戦争への一里塚」と見抜いて、弾圧・処分を乗り越えてストライキに立ち上がりました。この歴史を無きものにし労働組合の団結を破壊してきたのが日教組本部ら連合幹部です。彼らの最大の罪は日本労働運動からストライキを消し去ったことです。それが過労死を蔓延(まんえん)させ、戦争絶対反対の決起をも困難にしてきたのです。
 しかし、世界戦争に至る帝国主義の崩壊はすなわち帝国主義労働運動=連合支配の崩壊でもあります。現場の闘う労働組合、労働者が連合幹部を食い破ってストライキに、街頭に決起する時代の到来です。教育現場にはものすごい怒りが充満しているではありませんか。「過労死と戦争」の時代に「ストライキを打ち街頭に出て闘う教職員組合を建設しよう!」——この時代認識と路線で、あなたが仲間と一緒に声を上げ、行動を開始する時です。
 動労千葉をはじめとする反戦春闘ストに呼応して闘われた日教組奈良市「春の嵐行動」(本紙3339号既報)は、時代認識と路線のもとに団結し闘う労働組合には、現状を打破する力があることを感動的に指し示しました。同時に、これらの闘いは関生労組弾圧、8・6広島暴処法弾圧、港合同昌一金属支部つぶしに対する階級的労働運動の反撃としても打ち抜かれました。戦時下の密集する反動をも餌食にして、革命的大衆行動で前進するということにおいても決定的な地平をかちとっています。
 日帝・文科省と連合・日教組本部のもとで悪戦苦闘してきた全国の教育労働者の皆さん! もはや彼らは私たちを縛れない! だからこそ、信念を持って「平和教育」に取り組んできた教育労働者の仲間にあえて問いかけたい。「教え子に反戦平和を託す」だけでは戦争は止められない、沈黙は教え子を再び戦場に送る道だ、まず自らが組合旗を掲げて反戦闘争に立とう——と。今こそ職場から、教組から真っすぐに「職場で、戦争で殺されてたまるか!」の声を上げ、ストに、街頭に躍り出よう!
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