天皇来沖闘争弾圧 全学連学生の起訴弾劾 即時奪還へ大カンパを

週刊『前進』04頁(3401号01面03)(2025/06/23)


天皇来沖闘争弾圧
 全学連学生の起訴弾劾
 即時奪還へ大カンパを


 6・5天皇来沖弾劾闘争で「公務執行妨害」をでっち上げられて不当逮捕され、那覇署に勾留されていた全学連Aさんに対し、検察は6月16日、2回目の勾留延長を待たずに同容疑で起訴した。断じて許すことはできない。Aさんは完全黙秘・非転向で闘い抜いている。ただちにAさんの保釈・奪還をかちとろう。
 かつての侵略戦争に何の反省も謝罪もなく、再びの沖縄戦を繰り返そうとする天皇の沖縄訪問に対して、全学連や改憲・戦争阻止!大行進沖縄が沖縄現地で6月4、5日に激しい実力抗議の闘いをたたきつけた。星野文昭さんや大坂正明さんが闘った70年安保・沖縄闘争のように、「沖縄の怒り」を体現する闘いとしてうち抜かれた。だからこそ警察権力は、これをおし潰すためにAさんを5日に不当逮捕したのだ。
 しかし権力の思惑とは裏腹に、この闘いはマスコミでも報道され、大反響を呼んだ。沖縄を先頭に連日の奪還闘争が全国で闘われ、天皇に対する怒りとも結合して、Aさんの釈放を求める署名が続々と集まった。また仲間への不当逮捕に怒りを燃やした学生が次々と新たに決起し、6・14反戦デモ―15国鉄集会の大高揚をかちとった。14日にも機動隊が全学連に対して暴力的に襲いかかり、女子学生Bさんを不当逮捕したが、学生らは一歩もひるまず、アメリカや全世界の反戦闘争と連帯して米大使館に迫る実力デモを貫徹した。
 こうした闘いへの反動として今回の起訴攻撃はある。日本帝国主義・石破政権は中国侵略戦争へ沖縄―南西諸島の戦場化と「核共有」=核武装化を急速に進めている。それと一体で天皇を動員した沖縄やヒロシマ・ナガサキの闘いの圧殺、自衛隊の「皇軍化」に突進しているのだ。
 革共同はこうした天皇制暴力を前面に押し立てた不当弾圧を真っ向からうち破り、青年・学生・女性を先頭に8・6ヒロシマを頂点とした今夏の闘いを大爆発させる決意です。Aさんの早期保釈とBさん救援のためのカンパをぜひお願いします。絶大な夏期カンパを心から訴えます。
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