長崎被爆者が反戦訴え 今秋総決起へ埼玉で集会

週刊『前進』04頁(3414号04面05)(2025/09/22)


長崎被爆者が反戦訴え
 今秋総決起へ埼玉で集会

(写真 被爆者として中国侵略戦争阻止を訴える高木美佐子さんのお話に皆が聴き入った【9月13日 さいたま市】)

 「核戦争を絶対に許さない!中国侵略戦争阻止!反戦反核埼玉集会」を9月13日、さいたま市内で行いました。主催は改憲・戦争阻止!大行進埼玉とNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)埼玉。学生の飛び入り参加もあり、大成功でした。
 大行進埼玉の呼びかけ人が主催者として、「産経新聞も戦間期は終わりトランプの関税戦争は第2次大戦前の経済ブロック化と同じだと言っている。時代と真実を見すえ戦争を絶対に止めよう」と訴えました。
 8・6広島闘争の動画を上映し、前夜座り込みから闘った女性労働者が「今年は昨年以上の決戦と思い、子どもを家族に預けて駆けつけた。実力闘争で戦争を止める展望をつかんだ」と確信に満ちて報告。
 基調報告も女性労働者が行い、中国侵略戦争が核戦争として準備され、日米がそのための軍事演習を行っていることを暴き、戦争に突き進む自国政府打倒を掲げて10・5反戦闘争―11・2労働者集会に全力で立とうと訴えました。
 集会のメインは長崎被爆者であり大行進とNAZENの先頭で闘う高木美佐子さんのお話でした。高木さんは「何よりも天皇を絶対に許さない!」と切り出し、自らの体験と被爆者の決起を語り、その全てを中国侵略戦争阻止の具体的行動につなげなければならないと熱く訴えました。集会は9・28横須賀―10・5―11・2への全力決起を確認しました。
(改憲・戦争阻止!大行進埼玉 新井拓)
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