国鉄闘争の歴史的勝利へ
週刊『前進』04頁(3432号02面02)(2026/02/02)
国鉄闘争の歴史的勝利へ
国鉄闘争全国運動が呼びかける2・8国鉄集会は、国鉄闘争の歴史的勝利に向けた総決起の場だ。
集会当日は総選挙の投票日と重なった。集会は、中国侵略戦争遂行のために戦時独裁を打ち立てようとする高市と真正面から対決する闘いでもある。衆院解散が強行された1月23日には、国鉄1047名解雇撤回裁判で証人尋問の実現に向けて一歩を進める闘いが展開された。
動労千葉は、中国侵略戦争阻止を労働組合の第一の任務にすることを掲げて、反戦闘争の先頭に立っている。昨年の11・2労働者集会を呼びかけた際には、①中国侵略戦争阻止、差別・排外主義と闘う労働運動をつくり出そう!②戦時下における労働運動の歴史的転換に抗する労働運動をつくり出そう!③国鉄分割・民営化反対闘争の地平を水路に、連合路線と対決する労働運動をつくり出そう!④反動高市政権打倒、闘う労働者の新しい党をつくり出そう!——の四つのスローガンを打ち出した。これを実践するために2・8国鉄集会は開かれる。
改憲と戦争国家化のために強行された1987年4月の国鉄分割・民営化に対し、国鉄闘争は39年にわたり立ち向かい続けてきた。その闘いは戦争が始まりつつある今、改めて階級攻防の焦点にせり上がった。
アメリカ帝国主義は国家安全保障戦略(NSS)を全面的に発動し、中国侵略戦争に本格的に突進している。その戦争を自らの戦争として主体的に担うほかに日本帝国主義の延命の道はない。だから高市は、解散総選挙に打って出て、戦時独裁を確立しようとしているのだ。これと真っ向から対決し、高市打倒・中国侵略戦争阻止の一大反戦闘争を巻き起こす決戦陣形を整える場が2・8集会だ。
分割・民営化に決着つける闘い
国鉄解雇撤回闘争は「勝利まであと一歩」に上り詰め、最後に立ちはだかる国家権力の壁を揺さぶる闘いを実現した。解雇撤回裁判は、毎回が結審策動との緊迫した攻防だ。敵階級は国鉄闘争が階級的労働運動をよみがえらせる火種になることを恐れている。国鉄闘争を跡形もなく圧殺することは、敵階級の悲願だ。1月23日の裁判でも、東京高裁が戦時司法としての姿をむき出しにし、反動的突破を図ってくることは十分にあり得た。だが、全国からの220人の結集の力がそのたくらみを打ち砕き、逆に裁判所が揺らぎを見せたのだ。
衆院解散の当日に、「闘えば道は開ける」と労働者階級が実感できる闘いを経験したことは重要だ。これを広く共有し、打ち固め、勝利の道を押し広げよう。動労千葉の国鉄分割・民営化反対第2波ストから40周年を前に、分割・民営化に労働者の側から決着をつける闘いが2・8集会だ。
反戦ストライキの階級的復権へ
動労千葉は新年旗開きで、3月14日のJRダイヤ改定阻止闘争―春闘から4月冒頭に至る過程でストライキを構えて闘うと宣言した。この時期は、改定される安保3文書の内容を実質的に決める日米首脳会談とも重なる。動労千葉の闘いは反戦ストを階級的に復権させる決定的な力になる。戦時体制づくりの先頭に立つJRは、労働組合を一掃するための大再編攻撃に乗り出している。だが、JR体制も危機にある。それを示したのが、山手線・京浜東北線をはじめ首都圏全域で運行が止まった1月16日の停電事故だ。JR東日本社長の喜㔟陽一自身が「外注化のスキームは破綻している」と言わざるを得ない状態だ。そのJRが、車両の検査・修繕部門で最後までJR本体に残った機能保全業務の外注化を4月に強行しようとしている。こうした攻撃や久留里線の廃線化に、動労千葉は組織拡大をかけて対決する。その闘いへの盤石の土台をつくるのが2・8集会だ。
解散総選挙と対決する反戦闘争を職場・地域・学園で巻き起こし、それを集約して2・8国鉄集会に大結集しよう。