中国侵略戦争を内乱へ 8・6広島の高揚引き継ぎ今秋反戦闘争に総決起を
中国侵略戦争を内乱へ
8・6広島の高揚引き継ぎ今秋反戦闘争に総決起を
8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争は「中国侵略戦争―核戦争阻止!」「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!」「被爆者解放・日帝打倒!」を掲げ、帝国主義への根源的怒りを爆発させて打ち抜かれた。差別・抑圧と戦争・核戦争の元凶である帝国主義を打倒する決意と戦闘性、解放感に満ちあふれた8・6戦争式典粉砕・高市打倒のスクラムデモは、被爆者、被爆2世・3世や広島の仲間を先頭に、被爆者抹殺・英霊化の戦争式典と高市を直撃した。革共同第10回全国大会において、革命的女性解放闘争を推進力に取り戻した「血債の思想」の立場、「連帯し、侵略を内乱へ」の戦略的総路線が、中国侵略戦争阻止闘争を爆発させる力へと転化し始めたのだ。この地平を押し広げ、中国侵略戦争阻止・改憲粉砕・高市打倒の11・22全国闘争を最大の決戦とする今秋反戦闘争の歴史的爆発をかちとろう!
後戻りのない戦争に突入
「アメリカ帝国主義の中国侵略戦争―世界戦争がもはや一切後戻りのない過程として進行している」(革共同政治局の夏季アピール)。中国侵略戦争は、戦後世界を基軸国として支配してきた米帝の没落が決定的に進行し、その基本矛盾の爆発とスターリン主義の一国社会主義の根本矛盾の爆発と崩壊過程が相互に絡み合い、相互に促進する中で開始された。それは米帝と中国スターリン主義が全面的に激突し、その最前線(「第1列島線」)に位置する日本帝国主義が死活をかけて参戦し、英仏独など欧州帝国主義、さらにロシア・北朝鮮なども巻き込んだ第3次世界大戦に発展することが不可避の戦争だ。
この米帝の中国侵略戦争の開始が一切の根本にあってウクライナ戦争の泥沼化、イラン侵略戦争の長期化、パレスチナ・ガザの大虐殺とイスラエルの凶暴化などが全一体に拡大・激化している。そして、それらの戦争がまた中国侵略戦争を激しく促進している。文字通り第3次世界大戦の過程が始まっているのだ。
中国スターリン主義は、まさに世界革命を裏切ったスターリン主義として米帝の中国侵略戦争に対し、帝国主義の打倒を呼びかけずにひたすら軍事対抗に走り、中国侵略戦争―世界戦争を促進している。
第2次世界大戦後、世界のプロレタリアート人民と被抑圧民族人民の革命的決起を抑圧し続けてきた帝国主義とスターリン主義の両方が崩壊し、滅びかかっている。そのすべての矛盾が米中激突=中国侵略戦争―世界戦争として爆発している。全世界のプロレタリアート人民にとって、中国侵略戦争―世界戦争を阻止することが最大の課題だ。
この戦争を止めるには、帝国主義とスターリン主義を全世界的に打倒する世界革命以外にない。本当に「戦争か革命か」が問われているのだ。とりわけ、第2次世界大戦に突入する日帝を打倒できず、2千万人ものアジア人民を虐殺する侵略戦争を担った日本のプロレタリアートが、その敗北を総括し、「血の債務」にかけて、最前線国家・日帝の中国侵略戦争突入を阻止するために国家権力と激突し、自ら血を流して闘いぬく中にこそ、反帝・反スターリン主義世界革命の現実性が存在する。
革共同の第10回大会以降の闘いは、この責務の貫徹を自らの唯一の、第一の任務だと激しい討議を通して確認し、5・15沖縄闘争、6・14全国闘争、7月東西女性反戦行動そして8・6広島―8・9長崎闘争を打ち抜いてきた。さらに10回大会路線の〈全党化〉----「アメリカ帝国主義の中国侵略戦争―世界戦争を反帝・反スターリン主義世界革命へ!」「闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争突入を内乱に転化せよ!」の二つの戦略スローガンの実現に向かって今秋決戦を闘おう!
防衛白書・3文書改定粉砕
日帝は、「安保3文書改定」「骨太方針」で中国侵略戦争に全国力を投入しようとしている。
日帝・高市政権は8月4日、2026年度の防衛白書を閣議了承・公表した。安保3文書改定を見据え、その分量は約50㌻増の過去最大598㌻にわたる。中国を「深刻な懸念事項であり、これまでにない最大の戦略的な挑戦」と強調し、「総合的な国力と同盟国・同志国などとの協力・連携により対応」すると打ち出し、中国侵略戦争の総力戦体制を築くことが宣言されている。ウクライナ戦争やイラン戦争で全面的に導入・活用された無人機やAIを活用した「新たな戦い方」の章を新設。さらに継戦能力の確保へ「国内防衛産業の基盤強化」を「章」から「部」へ格上げした。
そして、防衛白書には今年7月まで在沖海兵隊第3海兵遠征軍司令官だったターナーが米海兵隊の中国侵略戦争作戦「遠征前進基地作戦(EABO)」に触れ、「今までも、そしてこれからも『今戦う』準備ができている」と寄稿している。米帝の中国侵略戦争は開始されているのだ。
7月29日には、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」がアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」発射試験を行い、日本のイージス艦として初めて長距離攻撃能力を獲得。「ちょうかい」は長崎・佐世保基地に配備され、全8隻のイージス艦からトマホークが発射できるよう改修が進められる。
そして8月29日から9月10日まで日米豪の指揮所演習「ヤマサクラ91」が陸上自衛隊朝霞駐屯地を中心に、熊本・健軍駐屯地などで行われる。陸自5200人が参加し、「上陸阻止」を作戦の中心とする「陸上自衛隊の最大かつ最重要の日米豪の共同演習」である。8月26日から9月11日にかけては「島しょ奪回訓練」を中心とする「スーパー・ガルーダ・シールド」演習がインドネシアで行われ、陸自が参加する。インドネシアやアメリカ、仏独など日本を含め10カ国が参加する大演習だ。
この中国侵略戦争突入と全力で対決し、全国で反戦反基地闘争を闘い、安保3文書改定を粉砕し11・22全国闘争へ攻め上ろう!
天皇制擁護の日共打倒を
7月末の日米「協調」為替介入は、米帝も日帝も共倒れの危機にあることを示すとともに、日帝は深刻な財政破綻に陥ってもなお、骨太方針で「積極財政」を掲げ軍需産業などへ投資し米帝と共に中国侵略戦争に突き進むしかないことを突き出した。熊本地震においても、再びの大地震が予見されていたが、日帝はまともな対策もとらず熊本・健軍駐屯地への長射程ミサイル配備を強行してきた。完全な人災だ。
日帝の中国侵略戦争突入が、「破綻国家的」現実に陥っている日帝の危機と矛盾を爆発させ、戦争=改憲、差別・排外主義、戦時下の物価騰貴と生活困窮に対する労働者階級人民の「憤怒と激高」が燃え広がっている。まさに革命的情勢が成熟していく過程に入ったのだ。国会・街頭行動に繰り返し決起している数万・数十万の女性・青年を先頭とした人民大衆は革命的大衆行動を求めている。この大衆の革命的行動への移行を徹底的に促進し、中国侵略戦争阻止の反戦闘争の爆発をかちとろう!
とりわけ重要なことは、帝国主義打倒の革命に敵対する日本共産党スターリン主義を打倒し、開始された女性・青年の決起と大合流することだ。国旗損壊罪創設や皇室典範改定は「戦前天皇制」を復活させ人民を中国侵略戦争に総動員する大攻撃だ。だが日本共産党は「日本共産党は天皇の制度をなくしません」「女性天皇は憲法にてらして賛成」と天皇制を擁護している。天皇と天皇制に1ミリでも譲歩した瞬間、女性差別や部落差別をはじめとした差別に屈服し、すべての人民が「天皇の赤子」として総動員され、アジア侵略に駆り出される。これこそ日本労働者階級の痛苦の歴史ではないのか! 日共スターリン主義こそ、国会前に結集する青年・女性の背後から襲いかかる文字通りの反革命だ。日共スターリン主義を打倒し、中国侵略戦争阻止闘争を全力で爆発させ、今度こそ天皇制と日帝を打倒しよう。
革共同政治局の夏季アピールを武器に、中国侵略戦争阻止闘争の大衆的爆発をかちとろう。