11・1―22の歴史的決戦へ総決起を 安保3文書改定・戦争国会粉砕! 中国侵略戦争阻止の大反戦闘争へ

週刊『前進』04頁(3465号01面01)(2026/09/28)


11・1―22の歴史的決戦へ総決起を
 安保3文書改定・戦争国会粉砕!
 中国侵略戦争阻止の大反戦闘争へ


 11月中間選挙を前に危機を深めるアメリカ帝国主義・トランプは、9月23日に習近平を国賓として「異例の厚遇」で迎えた。だが米帝も中国スターリン主義も完全に行き詰まり、台湾・軍事・AI・貿易・戦略資源などを巡る対立は、全面的に激化する以外にない。イラン―中東情勢、ウクライナ戦争、米中首脳会談、米中間選挙、日本帝国主義の安保3文書改定攻撃、すべてが中国侵略戦争―世界戦争の爆発過程として進行している。真に歴史的決戦となった11・1労働者集会―11・22反戦闘争の一体的爆発へ総決起しよう。

世界戦争突入過程が進行

 11・1全国労働者総決起集会―11・22全国反戦闘争は、中国侵略戦争阻止・帝国主義打倒の歴史的決戦へと押し上げられている。
 いまや誰もが第3次世界大戦の危機を肌身で感じ取っている。はっきりさせなければならないのは、その最大の元凶こそアメリカ帝国主義であるということだ。没落する米帝は、世界支配の維持のために、米帝を脅かすまでに経済大国化した中国スターリン主義を打倒する侵略戦争に踏み出した。そのことが世界戦争情勢の核心であり、ウクライナ戦争、イラン侵略戦争、パレスチナ侵略戦争なども激化させている。
 米帝は、「米国第一」を振りかざし、帝国主義的利害をむき出しにして、自ら戦後的「秩序」を破壊し世界の暴力的再編に乗り出している。それを示したものこそ9月22日のトランプの国連演説だ。トランプは、中国侵略戦争―世界戦争を阻害するものとして国際刑事裁判所(ICC)を「邪悪な集団」と呼び、その解体を宣言した。また、イラン侵略戦争を開き直り、戦闘終結の合意に応じなければ「全滅させる」「生存の可能性も将来の偉大な発展への希望も一切ない地獄に追いやる」などと言い放った。そして米帝=イスラエルが現在もパレスチナを侵略し人民を虐殺し続けているにもかかわらず「ガザでの戦争を終結させた」などと強弁。そして西半球は米帝のものだと宣言し、ベネズエラ侵略戦争も「勝者に獲物が属する」と石油強奪の意図を隠そうともせず、キューバの政権転覆も公言した。一方で米帝・トランプは18日、欧州帝国主義との争闘戦を激化させながら、グリーンランドに2カ所の米軍基地拠点を設置することを発表した。戦後世界体制を支配してきた米帝の崩壊と中国侵略戦争―世界戦争への転化が一線を越えて進んでいるのだ。
 この米帝以上の凶暴さで中国侵略戦争に突入しているのが日帝だ。訪米した高市は22日、米中会談を目前にした日米首脳会談で「アジアも含め、非常に安全保障環境が厳しい中、日米会談は世界に向けて日米同盟の強さを示すことになる」と中国侵略戦争同盟を誇示した。そして戦争遂行に欠かせない人工知能(AI)や重要鉱物の確保のための経済安保の協力や、日帝が掲げる「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」推進と日米豪印の戦略対話(クアッド)の重要性を確認し、中国侵略戦争同盟の強化・拡大を促進させた。
 さらに高市は国連演説で中国批判を展開した。日米同盟を強化し中国侵略戦争に参戦する以外に帝国主義国家として存立しえない日帝は、米帝のICC制裁には言及せず、中国を念頭に「法の支配」の重視を連発。さらに、国連憲章の「旧敵国条項」は「早急に削除されるべき」と訴えた。この条項は、敗戦国の日独など「旧敵国」が再び侵略行為に出たならば、国連安保理が軍事行動を取れるとした規定である。日帝は敗戦帝国主義から脱却し侵略帝国主義へ転換しようとたくらんでいる。まさに中国侵略戦争の最前線に立っているのが日帝なのだ。
 米中会談でトランプが「米中関係の改善を望んでいる」と報じられているが、11月3日の米中間選挙を前に支持率が30%台に落ち込む米帝・トランプも、国内支配の危機を深め2027年の中国共産党大会に向かって独裁的体制を固めている中国・習近平も、当面の危機をのりきるために直接の対立激化は回避しつつも、水面下では台湾への武器輸出などを巡って火花を散らしている。米帝は「AI」も「台湾」も絶対に中国には譲らない。米帝と中国スターリン主義の危機と矛盾が絡み合いながら、中国侵略戦争―世界戦争が不可逆的に進行しているのである。

今こそ帝国主義を倒そう

 帝国主義とスターリン主義の戦後世界体制は最後的に崩壊した。労働者階級人民の立場は、日本共産党スターリン主義のように帝国主義に「法の支配」を求めることではなく、腐り果てた帝国主義の体制そのものを打倒することである。
 帝国主義は、領土・資源・市場・勢力圏の独占と分割・再分割を巡り対立と争闘戦を繰り広げ、世界戦争を不可避とする。この帝国主義の基本矛盾が今われわれの目の前で爆発しているのだ。帝国主義の基軸国である米帝自らが世界戦争を開始し、一国社会主義論で世界革命を裏切り帝国主義を延命させてきたスターリン主義・中国もその根本矛盾を爆発させ体制として滅びかかる中で、米帝に対する反人民的な軍事対抗で延命するしかない。第1次、第2次世界大戦とも比較にならないスピードとスケールで中国侵略戦争―世界戦争は現実に進んでいる。
 この歴史的事態は、全世界の労働者階級にとって、スターリン主義の裏切りによって100年を超えて延命し続けてきた帝国主義を打倒し、世界革命の扉を開く時が来たということだ。そのすべてが、「連帯し、侵略を内乱へ」の中国侵略戦争阻止闘争を日本階級闘争の中軸に打ち立てることにかかっている。11・1全国労働者集会―11・22首相官邸デモに人生をかけて大結集しよう。
 第2次高市改造内閣は文字通りの中国侵略戦争突入内閣だ。安保3文書の年末改定、来年春の改憲発議など戦後史を画する攻撃を仕掛けている。「新しい戦い方」や「継戦能力の確保」のための国家総動員も始まっている。10・4新宿デモ―10・5国会開会日闘争を突破口に、連続する10月反戦闘争を爆発させよう。
 日帝は沖縄県知事選での古謝当選を受け、沖縄―南西諸島の中国侵略戦争出撃基地化をさらに推し進めている。求められているのは、沖縄の怒りと闘いと連帯し、「中国侵略戦争阻止、全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒」の鮮明な旗を掲げた本土―沖縄を貫く安保・沖縄闘争の爆発だ。10~11月の日米共同実動演習「キーン・ソード27」など中国侵略戦争の大演習と対決し、反戦反基地闘争を全国で闘おう。
 中国侵略戦争を阻む反戦の砦(とりで)・三里塚への強制収用攻撃を実力で粉砕しよう! 10・11三里塚闘争に全国から総結集しよう。

動労千葉と共に11・1へ

 日帝・高市による改憲・戦争攻撃に対し国会包囲など青年・女性を先頭にした数万人の行動が継続している。戦争と一体の差別・抑圧、格差・貧困に対する根底的な怒りであり、根本的社会変革を求める決起だ。
 まさにこの時に、自治労本部は大会で改憲反対を降ろし、労働者階級の怒りを圧殺し戦争に動員する現代の産業報国会の姿をさらしている。この対極で、改憲と戦争国家化のための国鉄分割・民営化攻撃に対し2波のストライキを打ち抜き、ついに「解雇撤回・JR復帰」の扉をこじ開けようとしている動労千葉の闘いと国鉄闘争の位置は決定的だ。国会前では分割・民営化当時生まれていなかった青年・女性たちが「38年も戦争に反対して闘い続けている労働組合があるんですね」と国鉄1047名解雇撤回署名に次々と応じている。「今こそ労働組合が『反戦』の先頭に立たなければならない」(11・1全国労働者集会呼びかけ文)と闘う動労千葉を先頭に、帝国主義打倒の階級的労働運動を闘う全国労組交流センター運動を現場からつくり出し、11・1全国労働者集会に大結集させよう。そこからさらに隊列を拡大し、11・22首相官邸への実力デモに攻め上ろう。
 1971年渋谷暴動闘争を闘い、獄中非転向を貫き通してきた星野文昭同志・大坂正明同志の生きざまこそ、「連帯し、侵略を内乱へ」を貫き、帝国主義打倒の暴力革命までやり抜く革命家魂だ。無実の大坂同志奪還へ! 10・2控訴審第1回公判闘争に決起し、結審策動を打ち破り、東京高裁に事実調べを行わせなければならない。怒りの大結集で高裁を包囲しよう。
 青年・女性・学生をはじめ、すべての闘う仲間の皆さん。星野・大坂精神で武装し闘う革共同に結集し、11月決戦へ共に決起しよう!

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