新宿反戦デモ 中国侵略戦争阻止を訴え 沖縄の怒り、パレスチナ蜂起と連帯

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週刊『前進』04頁(3467号04面01)(2026/10/12)


新宿反戦デモ
 中国侵略戦争阻止を訴え
 沖縄の怒り、パレスチナ蜂起と連帯

(写真 デモ前のアピールで、「米日の中国侵略戦争阻止!戦争の元凶=帝国主義打倒!」のシュプレヒコールを上げた【10月4日 東京都新宿区】)


 改憲・戦争阻止!大行進の主催で10月4日、「中国侵略戦争阻止・パレスチナ蜂起3カ年連帯 新宿反戦デモ」が300人の結集で闘われた。戦争の元凶=帝国主義打倒へ、10~11月決戦の突破口として戦闘的デモを闘い抜いた。白ヘルのスクラム部隊を先頭に機動隊と激突する実力デモには沿道から拍手が上がり、外国人の飛び入りもあった。
 デモに先立ち、新宿駅東口駅前広場でリレーアピールが行われた(発言要旨別掲)。司会の女性労働者が、在沖米海兵隊員による女性殺害事件を弾劾。全体で「米日の中国侵略戦争阻止!」「改憲・戦争の高市打倒!」「戦争の元凶=帝国主義打倒!」のシュプレヒコールを上げた。
 大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士がマイクを握り、中国侵略戦争を開始した米日帝国主義への怒りをたぎらせ、国会内のあらゆる政治勢力がこの戦争と全く闘っていないことを弾劾して「本当の闘いは私たちと皆さんの中にある」と喝破。中東―ガザを含め、すべての戦争は米日帝が中国に狙いを定めて進めていると指摘して、「労働者は決起しよう。苦しんでいる者は怒りを取り戻そう」と力強く訴えた。
 大行進の本山隆介事務局長が基調報告を行い、冒頭、沖縄女性殺害事件を徹底弾劾し、「全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒」へ闘うことを訴えた。そして首都を揺るがす戦闘的大デモで米日帝の中国侵略戦争―世界戦争を阻止することを提起し、翌日開会の臨時国会、改憲・安保3文書改定を柱とした戦後史を画する政治情勢と真っ向から対決し、改憲粉砕・高市打倒の巨大な火柱を上げようと訴えた。さらに2023年10・7蜂起から3年、パレスチナ連帯闘争はこの蜂起に応えて米帝―帝国主義の全世界的打倒を貫徹しきるものでなければならないと指摘した。最後に10月2日の大坂正明同志の控訴審即日結審を弾劾し、10月闘争から11・1―11・22決戦への大結集を呼びかけた。
 動労千葉の中村仁副委員長が11・1労働者集会を、三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんは10・11三里塚全国集会を訴えた。東京労組交流センター、大行進埼玉、3・8国際婦人デー集会実行委員会、大行進東京の発言が続いた。排外主義を弾劾する全学連の発言には、複数の外国人女性が足を止めて聴き入った。最後に全体でシュプレヒコールを上げ、新宿駅を一周するデモに出発した。
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リレーアピール発言(要旨)

労働者には戦争止める力がある
 動労千葉副委員長 中村仁さん

 私たちは今、反戦を訴え、本当に戦争を止める立場に立って闘っています。
 労働者、労働組合は賃金、労働条件などをめぐって闘いを続けていますが、今、反戦を第一に闘わなければいけないと思います。
 すべての労働者がストライキなどで、「自分たちは戦争をしない」と闘った時に、この戦争は絶対に止められます。それはただ声を上げればいいということではないです。行動すること、立ち上がることです。
 私たちは11・1労働者集会を呼びかけています。世界の労働者とつながって反戦を呼びかける集会です。国と国が戦争をしようとするなら、労働者は世界の労働者と団結して、戦争を止める。私たちはそういう力を持っていると思います。
 11・1労働者集会に大結集を! 世界の労働者と団結して、帝国主義を打倒し、戦争を止めましょう。

労働者の怒りを帝国主義打倒へ
 東京労組交流センター 坪井静さん

 私たちが10・7パレスチナ蜂起3年目を前にして、強く固く決意しなくてはならないことは、これ以上、侵略の歴史を繰り返してはならないということです。アメリカ・日本帝国主義による中国侵略戦争を、たとえこの身体が切り裂かれようとも絶対に止めること、日帝を打倒するまで闘い抜く決意を固めることです。
 高市は労働時間の規制撤廃へ乗り出しました。私たちを死ぬほど働かせた揚げ句、「防衛政策・技術基盤の強化」として戦争準備を正当化し、中国侵略戦争を強行する以外にないからです。労働者の実力闘争で、何としても止めましょう!
 私たちは高市の戦争政策に常に目を光らせ、労働者に正しく暴露し、労働者の意識を帝国主義への怒りへと転化し、革命へ組織し、実力闘争として発展させる闘いが求められています。青年・学生・女性・労働者の怒りの決起を呼び覚まし帝国主義打倒の反戦闘争を千、万の単位でつくり出そう。数は力なりです!
 もう一つ訴えたいことは日本軍軍隊慰安婦、天皇制の問題です。少女と呼べる年齢で一日に何十人もの軍人を相手にしなければならなかった慰安婦の女性たちの怒りに肉薄することなくして、帝国主義の打倒などできません。日帝は天皇制のもとで国策として他民族の女性を徹底的に蹂躙(じゅうりん)しました。慰安婦のキムハクスンさんが大人になり、戦後ようやく告発に立ち上がった決起と自己解放性は、本来労働者階級が持つ、帝国主義に対する根底的怒りを私たちに問いかけています。日帝のすさまじい残虐性、朝鮮・中国・アジア侵略の歴史を、多くの労働者人民に伝え、決起を呼び覚まそう! 血債の思想を自らに打ち立て、日本帝国主義・天皇制打倒まで断固闘おう!

戦争・差別の元凶 天皇制を倒そう
 3・8国際婦人デー集会実行委員会 川添望さん

 私たちは、米帝・日帝による中国侵略戦争を絶対に阻止しなければなりません。日本帝国主義はかつての侵略戦争で中国―アジア人民2千万人を虐殺し、日本軍軍隊慰安婦を始め、とてつもない差別・排外主義と抑圧、残虐行為を行ってきました。南京大虐殺、平頂山事件を始めとする大虐殺の事実を、絶対に消すことはできません。
 そして今再び高市政権が米帝・トランプとともに中国に侵略戦争の銃を向けていることに対し、今こそ日帝・高市と米帝・トランプを打倒し、侵略戦争を終わらせようと訴えたい。
 今の私たち労働者、女性の状態はどうですか。新宿・歌舞伎町で行われている女性差別、外国人労働者への収奪は日本帝国主義の縮図そのものではないですか。私たちはこの日本帝国主義を、天皇制もろとも打倒しなければなりません。
 今こそ怒りを爆発させ、戦争と差別の元凶である天皇制と日帝・高市政権を女性が先頭に立って打倒しましょう。10・24吉祥寺女性反戦デモ、11・1労働者集会―11・22全国反戦デモに大結集しましょう。

排外主義許さず実力反戦デモを
 全学連 首都圏・学生

 排外主義をあおって人々を侵略戦争に動員しようとする高市らの攻撃を決して許してはなりません。パレスチナの人々はアメリカ帝国主義・イスラエルの侵略に抗して闘っています。イラン、レバノン―中東の人民も不屈に闘っています。アメリカ帝国主義は中東での支配と石油資源を求めてイスラエルとともに強盗戦争を仕掛けましたが、中東人民が屈服することは絶対にありえません。
 全世界で帝国主義を追い詰める闘いが前進しています。フランスでは全国の高校生が深刻な教員不足に怒り、実力の抗議行動、デモを闘っています。
 銃火器を持たない民衆が資本や国家権力と闘うためには、集団で実力行使するしかないのです。私たちも全世界の階級闘争と連帯し、戦争に突き進む日帝・高市を打倒しましょう。
 破産と危機に直面する日帝・高市は米帝の中国侵略戦争に、「台湾有事」「中国の脅威」を口実に参戦しようとしています。ここ日本は、米軍の海外基地が世界で最も多くある場所です。日本帝国主義は国策として米帝の侵略拠点となってきました。
 日本での反戦闘争が決定的です。日帝を打倒すれば中国侵略戦争を阻止できます。今こそ日帝・高市を打倒する実力の反戦デモをやりましょう。11・1労働者集会―11・22全国反戦闘争へ断固、闘いましょう。