三里塚全国集会 「第2の開港」農地強奪粉砕 全国から490人が結集
週刊『前進』04頁(3468号01面02)(2026/10/19)
三里塚全国集会
「第2の開港」農地強奪粉砕
全国から490人が結集

(写真 成田拡張=強制収用許すな 三里塚反対同盟の呼びかけた全国集会に490人が結集し成田拡張粉砕・農地死守の声を上げた【10月11日 成田市】)
三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する全国総決起集会が10月11日、成田市赤坂公園で開かれた。全国から490人が参加し、市東孝雄さんの南台農地死守、成田拡張・強制収用攻撃粉砕、中国侵略戦争阻止の決意を打ち固めた。
(発言要旨4面)
婦人行動隊の木内敦子さんの司会で集会が始まり、反対同盟事務局員で白桝の伊藤信晴さんが主催者あいさつを行った。市東さんへの農地取り上げ攻撃、第3滑走路用地内の地権者への強制収用攻撃は、中国侵略戦争政策に貫かれていると喝破し、「市東さんのお父さん(東市さん)は『革命的祖国敗北主義』を訴えていた。その思いを受けとめ、危機にあえぐ高市政権を倒そう」と訴えた。
続いて東峰の萩原富夫さんが基調報告を行った。三里塚が「第2の開港」プロジェクト=土地収用法・強制収用攻撃との重大な闘いに入ったことを確認し、この攻撃が周辺開発を含めた軍事拠点建設だと指摘した。農業破壊と戦争の高市政権を打倒し、「市東さんの農地を守り、強制収用を阻止しよう」と訴えた。
連帯のあいさつとして動労千葉の関道利委員長が発言に立ち、市東さんの農地を共に守り抜く意気込みを語った上で「今ほど労働運動の変革が求められ、労組が反戦の先頭に立つことが求められている時はない」と語気を強め、11・1全国労働者総決起集会への大結集を呼びかけた。
敷地内・天神峰で闘う市東孝雄さんが登壇。「彼らの狙いは、天神峰に人がいる、家があること自体をなくしたい。そんなことで私の畑を取り上げ、天神峰から追い出すなど絶対に認めない。これからも国策と闘う福島、沖縄と三里塚を一つの闘いとして、皆さんと共に頑張っていきます」
反対同盟顧問弁護団が現状を報告し、市東さんの農地取り上げに反対する会、群馬・市東さんの農地を守る会が決意を語り、全国農民会議共同代表の小川浩さんは「三里塚と共に進むことに農民の未来がある」と訴えた。婦人行動隊の宮本麻子さんがカンパアピールを行い、福島から3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さん、沖縄から市東さんの農地を守る沖縄の会の訴えが続いた。
司会を事務局員の太郎良陽一さんに交代し、夜間飛行差し止め訴訟を闘う地元住民が、強制収用反対署名の取り組みを呼びかけた。さらに婦人民主クラブ全国協議会事務局長の川添望さん、全国水平同盟委員長の久原正子さん、無実の政治犯星野さん大坂さん全国救援会共同代表の星野暁子さん、都政を革新する会の洞口朋子杉並区議会議員などが次々と発言に立ち、市東さんの農地死守の決意とともに沖縄米兵による女性殺害を徹底弾劾し、全基地撤去・帝国主義打倒へ闘う決意を表明した。共闘団体の発言として白ヘルメットの全学連が登壇し、「反対同盟との血盟を貫き、土地収用法適用、強制収用攻撃を許さず、実力で闘います」と決意を鮮明に表した。
最後に太郎良さんのリードで団結ガンバローを三唱し、反対同盟を先頭にデモに出発。農地死守の訴えを一帯に響かせた。