11・22首都反戦大デモへ 中国侵略戦争突入を内乱へ 安保3文書の年内改定粉砕!

週刊『前進』04頁(3470号01面01)(2026/11/02)


11・22首都反戦大デモへ
 中国侵略戦争突入を内乱へ
 安保3文書の年内改定粉砕!

(写真 仏 80万人が実力決起 高校生を先頭とするフランスの内乱的闘いは当局の弾圧に一歩も引くことなく継続されている。規制を打ち破り全国で計80万人がデモに立ち上がった【10月24日 パリ】)


 アメリカ帝国主義の中国侵略戦争・世界戦争への全面的突入とフランス・欧州―全世界の労働者人民の国際的内乱の始まりという世界史的激動の中で、いよいよ11月決戦を迎えた。「闘う労働組合を甦(よみがえ)らせよう」「労働者の国境を越えた団結で戦争を止めよう!」を掲げた11・1全国労働者総決起集会・浅草デモの大高揚から、11・22全国闘争へ3週間の蜂起戦的闘いに総力で立ち上がろう。「世界戦争か世界革命か」の情勢に立ち向かい、「闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争突入を内乱へ!」を掲げ、首都を揺るがす11・22全国反戦集会―首相官邸デモへ進撃しよう!

全世界で革命的大衆行動

 今秋の階級情勢は、歴史を画するものとしてわれわれの眼前にある。米帝の中国侵略戦争―世界戦争への突入と不可逆的進行が全世界で経済的・政治的危機をつくり出している。9月、教育労働者と高校生・学生らの「学校環境改善要求」のストとデモから始まったフランスの闘いは、物価高騰・生活困窮と戦争に対する巨大な政治・経済闘争、デモ・スト、ゼネスト、革命的大衆行動となって一気に燃え上がった。10月17日には2500人以上の逮捕を打ち破ってフランス全土で約100万人が決起。24日には警察7万人の弾圧体制の中で参加者80万人の大闘争が闘い抜かれ、拘束者1435人、負傷したデモ参加者150人(3人が重傷)、警察官・憲兵の負傷者267人(以上フランス内務省発表)となった。これらの闘いは2023年10・7蜂起以降、米帝・イスラエルのガザ虐殺を弾劾しパレスチナ人民に連帯する闘い、排外主義との闘いなど多くの闘いの積み重ねの上で、「連帯し、侵略を内乱へ」に通じる闘いとして拡大している。
 フランス・マクロン政権はこの闘いを「暴動」「略奪」と呼び、「政府公認の労働組合が申請するデモ以外は認めない」と厳戒態勢を敷いている。帝国主義権力者こそが人民に教育崩壊と生活困窮を強い、とてつもない略奪の限りを尽くしてきたのだ。「暴動」「略奪」などと言ってデモを弾圧する資格は一切ない! フランスの労働者・学生は11月5日にはゼネストを呼びかけている。まさにフランスは内乱的・革命的情勢に一気に突入している。
 さらにイタリア、スペイン、ポルトガル、ベルギー、アルバニアなど全ヨーロッパで労働者、学生、人民の巨大な反乱が始まっている。米帝の中国侵略戦争・世界戦争過程への突入、その始まりとしてあったウクライナ戦争の長期化・泥沼化と欧州全体の戦時体制への突入が、まさにその破れ目(教育の破綻)をついて、国際的・全世界的内乱に転化する闘いが始まっているのだ。

反帝・反スタ世界革命を

 帝国主義者どもはこの事態に震え上がっている。来春のフランス大統領選で「最有力」となっている極右のルペンらは移民への排外主義と「国家の下での秩序」を主張し、中間選挙を前にしたトランプは「全く異なる世界から来た移民たちが、かつて偉大だったあの国(フランス)を粉々にしてきた」と叫んでいる。
 問題は、この決起を「反帝・反スターリン主義世界革命」へ転化すること、帝国主義とスターリン主義打倒のプロレタリア世界革命勝利まで闘い抜く革命党の建設である。何よりも日本の労働者・学生に求められているのは、中国侵略戦争に突入した日帝を、フランスのような内乱的な闘いで打倒することだ。沖縄・米海兵隊員による女性殺害事件への怒りを圧殺し、中国侵略戦争演習「キーン・ソード27」を強行した日帝への怒りを爆発させ、11・1の高揚を前進・拡大させて11・22に総決起しよう!
 米帝は、中国侵略戦争―世界戦争に欧州帝、日帝、全世界を引き込んできた(フランス軍は日米共同演習「キーン・ソード27」にも参加)。その最初の本格的戦争が2022年2月に始まったウクライナ戦争だ。イラン侵略戦争も加わり、物価騰貴・生活困窮の激化は、労働者人民の我慢の限度を超え、その「不満と激高」が「支配の裂け目」からついに一気に噴き出した。
 米帝という戦後世界体制の「(唯一の)巨大な柱」が半ば折れて倒れかかっているのだ。この米帝を基軸とする経済的・政治的・軍事的なあらゆる枠組み、「国際秩序」が音を立てて崩れ去り、米帝自身がこれを自らの桎梏(しっこく)として破壊し、米帝の利害をむき出しにして世界の暴力的再編に乗り出している。もはや中国を打倒しなければ、米帝は存続できないところまできている。米帝の中国侵略戦争―世界戦争という形で帝国主義の基本矛盾の大爆発が始まった。これこそが今の世界の戦争と激動の根本中の根本だ。この米帝と、日帝はとことんまで一体になって中国侵略戦争に突入している(中国を「敵国」とするキーン・ソードを見よ!)。
 帝国主義を世界革命で打倒することを放棄した中国スターリン主義は、帝国主義への軍事的対抗にのめり込み、帝国主義の侵略戦争―世界戦争を促進している。帝国主義とスターリン主義の全世界的な打倒=反帝・反スターリン主義世界革命こそ、人類を世界戦争の破滅から救い出す唯一の道だ。

歴史的決戦となった11月

 日帝・高市は中国侵略戦争に突入し国家総動員体制をつくり上げようとしている。その最大の攻撃が安保3文書改定だ。高市は「拒否力」を「防衛力整備」の柱に位置づけようとしている。これは米国家防衛戦略の「拒否防衛体制」に対応したものであり、第1列島線上に圧倒的軍事力を配備・展開し、中国を追い詰め、大戦争をやり抜くということにほかならない。
 「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の第5回会合が10月27日に行われ、次回会合で提言を取りまとめて12月上旬に最終的な提言を政府に提出するとしている。まさに11月が最大の決戦だ。
 有識者会議では「防衛と経済の好循環をめざす」「防衛装備品の輸出拡大」などの議論がなされている。政府からは、防衛省と経済産業省の横断で軍事産業基盤形成の新しい法人を設立すること、新法人は武器輸出先の開拓支援、弾薬工場の設備取得・所有などを行うこと、来年通常国会に関連法案を提出することなどが示された。軍事費年間20兆円の大軍拡、AIや無人機を使った「新しい戦い方」、原潜保有、非核三原則解体のすべてが今回の改定に盛り込まれる。中国侵略戦争突入との本格的闘いの始まりだ。「連帯し、侵略を内乱へ」を貫いて11・22へ闘い抜こう!
 帝国主義がその全矛盾と腐敗を噴出させながら中国侵略戦争―3度目の世界戦争へと加速度的に突き進む情勢に、革共同は革命的女性解放闘争を推進力に帝国主義とスターリン主義への怒りを取り戻し、「アメリカ帝国主義の中国侵略戦争・世界戦争を反帝・反スターリン主義世界革命へ!」「闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争を内乱に転化せよ!」という二つのスローガンを打ち立てた。この二つのスローガンを全世界に向かって全面的に提起し、世界革命を完遂する人類史的事業に、人生をかけてともに立ち上がることを訴える。中国侵略戦争阻止の反戦闘争の大爆発へ、11・22芝公園に総結集しよう。