2015年6月号 特集・新ガイドライン・安保法制粉砕を 目次/羅針盤

月刊『国際労働運動』48頁(0465号01面01)(2015/06/01)


2015年6月号
 特集・新ガイドライン・安保法制粉砕を
 目次/羅針盤

(表紙の写真  韓国民主労総のゼネスト大会【4月24日 ソウル市庁前】)

■目次

■羅針盤

特集/新ガイドライン・安保法制粉砕を 労働組合の破壊狙う攻撃 「緊急事態条項」新設許すな
Ⅰ日米安保「一変」の大攻撃――集団的自衛権の行使で
Ⅱ重大な「戦後70年」攻撃――戦争と改憲策動粉砕しよう
Ⅲ辺野古真吉建設絶対阻止――「革命の火薬庫」=沖縄
●討議資料
 新たな日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)全文
 
■マルクス主義・学習講座
 戦争と労働者階級―レーニンと階級闘争の歴史に学ぶ(4)
 
NEWS&REVIEW
 韓国/4・24ゼネスト、民主労総27万組合員が決起

PHOTO NEWS

■国際労働運動の暦/1960年安保反対スト

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■羅針盤 ゼネストで革命の扉開け


▼5~8月決戦は戦後最大の階級決戦である。米帝を基軸とする戦後世界体制は完全に崩壊し、大恐慌は世界戦争、核戦争の危機を現実化させている。それは同時に、労働者階級が自らの手で帝国主義を打倒し、社会の主人公となる時代の到来を意味する。全世界的な革命情勢の到来は、ゼネスト情勢として発展している。
▼その先頭で4月24日、韓国・民主労総がパククネ打倒のゼネストに突入した。民主労総の決起は、全世界の労働者階級の連帯行動と、自国政府打倒のゼネストを生み出す。ゼネストのうねりは、世界大恐慌と世界戦争危機をプロレタリア世界革命に転化していく過程の始まりである。全世界でストライキと労働運動の新たな台頭がかちとられている。
▼安倍首相は4月29日に米帝議会で行った演説で、日帝の侵略と植民地支配の歴史を一切認めず、謝罪も拒否した。アメリカでも、日本とアジアでも労働者人民の怒りが燃え上がっている。世界と日本、とりわけ沖縄は全島ゼネストへの発展が確実だ。
▼ゼネストとは、労働者階級の団結の力で全社会を根底から変革する闘いである。階級的労働運動が国家権力、資本家階級と激突しながら拠点を建設し、体制内労働運動とスターリン主義を打倒して革命勝利を切り開くのである。国鉄決戦こそ、その推進軸である。「動労総連合を全国に」の闘いを推進し、階級的労働運動の拠点建設に勝利しよう。ゼネスト指導部としての無数の労働者細胞建設へ、機関紙「1万人読者網建設」で労働者階級の怒りと深く結びつき、組織しよう。そしてゼネストを闘うために、革共同の強固な非合法・非公然体制を建設しよう。