2015年7月号 特集・ゼネスト情勢を切り開く国鉄決戦 目次/羅針盤

月刊『国際労働運動』48頁(0466号01面01)(2015/07/01)


2015年7月号
 特集・ゼネスト情勢を切り開く国鉄決戦
 目次/羅針盤

(表紙の写真 国鉄闘争全国運動全国集会【6月7日 日比谷公会堂】)

■目次

■羅針盤

特集/ゼネスト情勢を切り開く国鉄決戦 第2の分割・民営化粉砕へ動労総連合を今こそ全国に
Ⅰ 勝利した15年前半決戦――ダイ改阻止ストから6・7集会へ
Ⅱ JR大再編の大攻撃――文字通りの第2の分割・民営化
Ⅲ 国際連帯を切り開く――日韓を軸に新自由主義と闘う
Ⅳ ストを闘う拠点建設を――動労総連合を全国につくろう
●民営化と闘う日韓鉄道労働者共同声明

■マルクス主義・学習講座
 戦争と労働者階級―レーニンと階級闘争の歴史に学ぶ ⑸

NEWS&REVIEW
 韓国/労組破壊攻撃の中で2人の犠牲者
 ヨーロッパ/ストで立ち上がるEUの鉄道労働者
 東アジア/南中国海での戦争に参戦する戦争法案

PHOTO NEWS

■国際労働運動の暦/1945年ポツダム宣言

●日誌/3月/4月

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■羅針盤 安保法制阻止し安倍を倒そう


▼安保・戦争法と改憲へ絶望的に突進する日帝・安倍が直面する重大な危機。それは大恐慌の深化と争闘戦の激化、その戦争・世界戦争への転化情勢のもとで、日米欧の金融緩和競争=為替戦争が異常極まる円安・ドル高を引き起こし、日本国債の暴落と株バブルの崩壊、日帝経済の破滅が迫っていることだ。
▼この未曽有の経済破局の到来に、安倍もブルジョアジーも心底おびえきっている。しかもこの危機のもとで、日帝と安倍は自らの生き残りをかけて、安保法制の成立と戦争・改憲へ突っ走っている。犠牲になるのは労働者人民、青年・学生だ。安倍と資本家のために死んでたまるか! 生きるために団結し、労働組合をつくって闘う時だ。
▼日帝・安倍は朝鮮での侵略戦争にも中東・全世界での侵略戦争にも積極的に参戦し、米軍と一体となって、自衛隊兵士や青年労働者・学生の血を流す自前の戦争をやろうとしている。まさに安倍と日帝が行おうとしている戦争は、石油資源や食料強奪の帝国主義的・強盗的な戦争だ。
▼実際に安倍は「電力不足」「生活物資不足」で派兵し戦争すると公言している。帝国主義が声高に「平和」や「存立危機事態」を叫びだしたら、それは戦争する時だ。他国の労働者人民を殺し、自国の兵士と青年・学生に血を流させる戦争をやろうとしているのに、安倍はうそ、逃げ、ごまかしと空疎な強弁、通り一遍の説明という、ふざけきった答弁を繰り返している。「国家の存立」や「自衛権」に屈服し、戦争絶対反対と安倍打倒を貫くことができない全野党が、この安倍の延命に手を貸している。この「おしゃべり小屋」と化した安保・戦争国会を、労働者階級人民の怒りで包囲し、安倍を倒そう。