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月刊『国際労働運動』48頁(0466号05面01)(2015/07/01)


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●鉄道計画の変更めぐり四川省で数万人がデモ



 5月16日、中国・四川省公安市隣水県で高速鉄道計画の変更に抗議して数万人のデモが行われた(写真①②)。午後には警官隊との激突となり、女子学生を含む3人が死亡し、多くの労働者・市民が負傷し、多数が捕者された。これは中国スターリン主義の「改革・開放」政策に対する怒りの爆発であり、中国スターリン主義の支配体制を根底から覆す闘いがすでに各地で始まりつつあることを示している。

●光州蜂起35周年、民主労総が意志継承を誓う



 1980年5月の韓国・光州蜂起35周年を迎え、民主労総は5月17日、蜂起の現場となった光州市内の広場で労働者大会を開いた(写真③)。韓国各地から集まった労働者は、35年前に光州市民を虐殺した戒厳軍の銃剣は今日、パククネ政権と資本による整理解雇と労組破壊の嵐となって再び労働者を襲っているとして、これと徹底的に対決して闘う決意を明らかにした。集会ではハンサンギュン民主労総委員長が発言し(写真④)、「光州蜂起の精神を受け継ぎ、先輩烈士たちに恥じない闘いをしよう」と6月末の第2次ゼネストへの総決起を訴えた。

●トルコの自動車労働者のストライキ



 5月14日から27日までの2週間にわたってトルコの自動車労働者は巨大なストライキに突入した。フランスの自動車会社ルノー社とトルコ軍部の年金基金OYAKとの合弁会社であるオヤク・ルノー社で労働条件の改善と賃上げを要求して開始されたストライキ(写真⑤⑥)は、瞬く間にイタリアのフィアット社との合弁会社や部品工場にも波及した。このストライキは、ファシストが牛耳る金属労組が、会社や政府と協力して暴力的に阻止しようと試みたにもかかわらずその制動を打ち破ってかちとられた。すでに1万人以上の労働者たちが金属労組を脱退し、独自の組合を立ち上げるために工場委員会を組織して闘っている。ストライキは5月27日、要求をほとんど全面的に貫徹したオヤク・ルノー社の労働者の大勝利を持って終了したが、自動車労働者の闘いは今後も継続されるであろう。

●ドイツの保育労働者のストライキ



 ドイツでは2万人の保育労働者が労働条件と賃金の改善を要求して5月中旬から全国的なストライキを続けている(写真⑦⑧)。とりわけ保育労働者の大部分を占める非正規の保育労働者は、正規労働者の3分の2以下の低賃金で、1人当たり10人から20人の低年齢の子どもたちの保育を担当し、肉体的、精神的に疲労しきっている。今回のストライキには公共労働者の組合であるVerdiと教育労働者の組合であるGEWに組織された労働者が参加しており、6月初旬に入ってもストライキを継続している。