181号-2014年全国代表者会議報告集

20140726a.jpg 革共同はこの春、全国代表者会議を開催しました。本号の柱は、大原武史同志・松丘静司同志・岩竹昌也同志による全国代表者会議の三つの報告です。その後の情勢と実践を踏まえて大幅に加筆・修正し掲載しました。
 大原同志は、国鉄闘争を基軸とした階級的労働運動路線の爆発的前進のためにいま党に問われている核心的飛躍点を非常に鋭角的に提起しています。動労総連合を全国に建設することの意義や機関紙活動についての具体的・実践的提起は全党員の必読文献です。
 松丘同志は国鉄闘争の最先端攻防である、動労千葉の外注化阻止闘争の到達地平を全面的に明らかにしています。外注先の労働者の組織化、団結の拡大を総括軸とする外注化阻止闘争の新たな地平への前進こそ、反合・運転保安闘争路線の創造的発展であり、あらゆる産別で新自由主義と対決する導きの糸そのものです。

 岩竹同志は、改憲と戦争に突き進む安倍政権を打倒する8・17集会に向けた提起です。集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定と怒りの爆発という新たな情勢をふまえ全面的に加筆・修正し、集団的自衛権にこめた安倍の狙いと、その凶暴性・脆弱性の中に見える革命の展望が積極的に提起されています。
 そして被曝69年目を迎える2014年8・6ー8・9闘争に向けた全国被爆者青年同盟による書き下ろしの路線論文として『階級的労働運動路線こそ被爆者解放の道』。機関紙担当者会議における天田三紀夫革共同書記長の提起『労働者が機関紙の担当者となり「前進」拡大と革命勝利の先頭に』。『前進』春季特別号アピールを収録しました。
 いずれも2010年代中期階級決戦を展望し、2014年後半戦に向けた課題を明確にする決定的な指導論文です。全国の同志の積極的な学習・活用を訴えます。