183号─革共同第7回大会報告・決定集

20150217a.jpg 革命的共産主義者同盟は、2015年冒頭、歴史的な第7回全国大会を開催しました。『共産主義者』183号は、今大会で出された報告と決意表明、決議の歴史的勝利を明らかにします。
 第7回大会は、2001年の第6回大会から14年にわたる格闘をへて、革命的共産主義運動の新たな出発点をつくりだしました。とりわけ、06~08年の「党の革命」と09年綱領草案採択の上に、「革共同50年史」の刊行をもって、全面的な総括をやりぬいたことは決定的でした。大恐慌と「3・11」情勢に真っ向から立ち向かい、階級的労働運動の激闘につぐ激闘は、「党と労働組合の一体的建設」路線を生みだし、実践的経験・蓄積を基礎にして巨大な地平を築き上げました。
なお2015年は冒頭から、EU・ギリシャ危機に象徴される「恐慌の中の恐慌」と言うべき世界大恐慌の激化・深化のもと、米欧日帝国主義のシリア・イラン侵略戦争への突進のなかで、労働者階級の決起が一挙に始まっています。
 この階級闘争の大激動のただ中で、第7回大会はかちとられました。今号に収録されている第1報告・第2報告と二つの特別報告が党中央から提起されました。今号には全文を掲載しています。
 第一報告は、世界大恐慌とその戦争への転化―全世界的な革命情勢の成熟という時代認識を全面展開しました。第二報告は、第6回大会以降の歩みを総括し、2010年代中期階級決戦の展望と組織的課題を明確にさせました。
 また二つの特別報告「壮大な構想で階級的労働運動の拠点建設を」と「中期階級決戦の核心問題―動労総連合を全国に」は、国鉄決戦をはじめとする階級的労働運動の激闘の到達地平と全党の飛躍点を明確に示すものとして提起されました。
 さらに、マルクス主義学生同盟中核派とマルクス主義青年労働者同盟の「決意表明」を収録しています。
 重要なことは、7本の特別決議(①国鉄決戦を貫き、階級的労働運動の復権でプロレタリア世界革命に勝利しよう/②衆院選決戦の画期的地平を引き継ぎ、革命的選挙闘争の一大前進を/③『前進』1万人読者網建設と非合法・非公然の党建設に勝利しよう/④法大闘争を先頭に、学生運動の歴史的爆発をかちとろう/⑤単一の党建設のもと、全戦線での闘いを飛躍的に前進させよう/⑥階級的労働運動と星野闘争の一体的展開で2015年、星野文昭同志を奪還しよう/⑦労働者階級の国際連帯を圧倒的に強化し、戦争阻止―プロレタリア世界革命勝利へ)が採択されたことです。
 なお、「第7回大会へ闘いの歩み」と題する年表を、新自由主義との闘いを概括・把握する重要な資料として収録しています。
 巻末には、革共同政治局の2015年1・1アピールと「革共同声明」(『前進』2666号掲載)を、7回大会の二つの報告と一体のものとして収録しています。
 季刊『共産主義者』は本号をもってリニューアルし、21世紀革命の勝利に向かう革共同の政治・理論機関誌としてよりいっそうの進化をとげます。
 すべてのみなさんが、この「第7回大会報告・決定集」を、『現代革命への挑戦』(上・下巻)と合わせて、実践の武器として読破されることを訴えます。
 定価:本体1300円+税。購入は、ブックサービス(0120-29-9625)
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