200号─改憲・戦争阻止─安倍打倒の4月杉並区議選必勝を

20190411a.jpg▼今号では、自治体の現場におけるストへの機運と新たな決戦への課題が提起されています。また教労論文では、前号に続いてアメリカの教師たちのUTLAの闘いの生きいきとした教訓が満載です。そうした階級的労働運動の根本的な思想・路線が、動労千葉労働運動の中にあります。菅沼論文では、中野洋前委員長の「闘いの言葉」を紹介しながら、それが労働者階級自己解放・プロレタリア革命路線であることを縦横に展開しています。
▼4・1改悪入管法の施行は「もう一つ」の改憲攻撃です。急激な人口減少のなかで労働力不足にあえぎ、日帝・安倍はついに「移民国家」への道に舵を切りました。入管論文は、技能実習制度が現代版徴用工制度であることを暴露し、急増する外国人労働者と連帯し、新自由主義の支配を打ち砕く道筋を示しています。
▼4月杉並区議選は日本階級闘争の一大焦点になっています。怒りと矛盾が社会に満ちあふれ、労働者階級は動き出しています。日本革命に勝利する党の建設のために、本誌200号という節目にあたり、革共同の原点である3全総・3回大会に繰り返し立ち返る意義を再確認したい。今号掲載の党学校講義録(『ロシア革命―現代世界の起点』)や日本共産党批判(「『資本論』をユートピア物語にゆがめる不破哲三」)が提起するマルクス主義・レーニン主義を大いに対象化してほしい。「労働運動のできる党」への変革を果たし、青年労働者・学生の党への生まれ変わりをかけて闘おう。

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もくじ

■〈巻頭言〉『共産主義者』第200号刊行に寄せて
改憲・戦争阻止─安倍打倒の4月杉並区議選必勝を
革共同杉並区議選・選対本部
反合・運転保安闘争と労働者階級自己解放
菅沼光弘
東京18秋闘に続きストで闘う組合再生へ
大迫達志
UTLAのストライキが全世界を揺るがす大勝利
高村涼子
現代版徴用工制度=技能実習制度の即時撤廃を
革共同入管闘争組織委員会
〔党学校講義録〕ロシア革命──現代世界の起点
仲山良介
〔日本共産党批判〕『資本論』をユートピア物語にゆがめる不破哲三
福永謙三

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