201号ー労働者の総決起で改憲と大軍拡の安倍倒せ!

ist201.jpg前進社出版部は季刊『共産主義者』201号を発売しました。

定価は1000円+税。amazonでも購入できます。https://www.amazon.co.jp/dp/4881392867/

安倍政権は秋の臨時国会での改憲発議から2020年新憲法施行を狙っています。今号は、秋の決戦に向けた闘いの道筋を指し示す特集号となっています。
▼巻頭を飾るのは、自民党は改憲で何を狙っているのかについて、踏み込んだ具体的分析をしている岡崎康史さんの論文(「新たな世界戦争の時代――安倍の改憲を阻もう! 」)です。同論文は、21世紀革命の主体である青年・学生の怒りの現状についても注目すべき問題提起をおこなっています。この論文と一体で、「職場生産点から11月集会へ大結集を」呼びかけているのが成美伸之さんの論文。国鉄をめぐる大攻撃と関西地区生コン支部弾圧粉砕をめざす今年の11月労働者集会の意義を明確にしています。中核派はいかに「労働運動のできる党へ飛躍すべきか」――この核心問題について、いくつかの重要な自己変革の契機を問いかける内容にもなっています。
▼そして、安倍政権のもとで進む――改憲動向と一体の――歴史的大軍拡を撃つ二つの論文を掲載。村雨省吾さんの「自衛隊の侵略軍隊への大転換」は、第2次安倍政権のもとで進んだ自衛隊の大変貌をダイナミックに浮かびあがらせます。改憲策動や戦争法と一体の新「防衛大綱」や南西諸島への自衛隊配備などと対決する闘いを呼びかけます。河東耕二さんの「大核軍拡下の日帝の原発再稼働と核武装」は、戦後日本帝国主義の原発を水路とした核政策・核武装政策から今日の安倍政権のもとで進む核武装へ向けた現段階を明らかにしています。反核・反原発闘争、とりわけ東海第二原発再稼働阻止の闘いを呼びかけています。
▼今号の大注目は、柏木俊秋さんの「天皇制にとっての〈象徴〉の機能とは何か」と題する天皇制批判論文です。天皇代替わりと新元号「令和キャンペーン」のなかであらためて天皇制がクローズアップされています。日本共産党をはじめとする天皇制への屈服を許さず、「天皇制打倒」を現代的に復権する内容となっています。
▼巻末を締めるのは、仲山良介さんの党学校講義録「ロシア革命――現代世界の起点」(中)。1917年ソヴェト権力の樹立に勝利したロシア労働者階級とレーニン・ボリシェヴィキの、その後の苦闘と挑戦を歴史的事実を掘り起こしながらリアルに復権させています。汲めども尽きせぬこの教訓から徹底的に学び、日本において闘う革命的労働者党をともにつくりあげましょう!

【もくじ】

新たな世界戦争の時代、安倍の改憲を阻もう! 岡崎康史
職場生産点から11月集会へ大結集を 成美伸之
自衛隊の侵略軍隊への大転換 村雨省吾
大軍拡下の日帝の原発再稼働と核武装 河東耕二
天皇制にとって〈象徴〉の機能とは何か 柏木俊秋
2019年『前進』春季アピール 日帝・安倍政権打倒へ
党学校講義録 ロシア革命─現代世界の起点(中) 仲山良介

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