202号ー革共同第26回全国委員会総会を開催

今号は、革共同の根底的変革と飛躍をかけ、26回全国委員会総会の報告号として発行しています。

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20191029.jpg▼冒頭に、9月に開催された26全総の意義と議案を掲載しています。2015年第7回大会を検証し、その路線的誤りを明らかにし、そののりこえをかけた革共同のアピールです。革共同は9月、新たな指導体制を再確立し、旧政治局指導部の破産と誤りを階級的労働運動の発展と改憲阻止決戦の白熱的闘いのなかで必ずやのりこえ、日本の労働者階級とともに改憲阻止・日帝打倒まで闘います。革共同の原点である3全総に立ち返り、新自由主義を徹底的に批判する革命的理論・時代認識を再確立します。文字どおり「青年・学生の党」として、この時代に通用する革共同への飛躍をかけた革共同の決意が示されています。
▼今回の注目は「世界を揺るがす香港人民の決起」と題する河原善之さんの国際連帯論文です。『前進』の紙面だけでは表現できなかった香港人民の闘いの歴史をクローズアップ。闘いの巨大なスケールと深さを豊富な写真とともに描いています。新自由主義との闘いそのものであり、韓国・台湾さらに中国を巻き込む東アジア革命の始まりを描く意欲的論文です。
▼松川真一郎さんのコンビニ闘争論文は、新自由主義の象徴であるコンビニ・フランチャイズ資本の歴史的変遷とその破産的現実を暴露しています。これと闘うコンビニ関連ユニオンの闘いの経過と展望を描きます。
▼仲山良介さんの党学校講義録であるロシア革命――現代世界の起点(下)。ロシア革命後の世界革命の時代に、労働者階級がどのように立ち向かったのかをとらえ返します。ロシアとドイツの労働者階級の革命的決起とそのスターリン主義のもとでの敗北について現在の地平から鮮やかによみがえらせ、普遍的意義を復権させています。
▼巻末を締めくくるのは、庄司道博さんの「階級的労働運動の発展のために」と題する論文です。マルクス・レーニンや動労千葉元委員長・中野洋さんらの労働運動・労働組合運動について言及している重要論文・著作から豊富な引用がなされており、学習ノートのような論文です。階級的労働運動について、あらためて新たな視点でとらえ返すことのできる理論的蓄積が詰まった論文です。

【もくじ】

革共同第26回全国委員会総会を開催 革命的共産主義同盟政治局

革共同第26回全国委員会総会 議案
党の根底的変革かちとり 改憲阻止・日帝打倒へ
7回大会路線の誤りを徹底総括し 党指導体制の再確立を
26回全総実行委員会・議案起草委員会

世界を揺るがす香港人民の決起
青年・学生の怒りの大爆発と中国スターリン主義の危機
河原善之

新自由主義の末期的破綻とコンビニ闘争
流通小売り部門、フランチャイズ労働者の反乱
松川真一郎

党学校講義録ロシア革命――現代世界の起点(下)
国際労働者階級の挑戦、ロシア革命とドイツ革命
仲山良介

2019年『前進』夏季アピール
戦争と貧困に立ち向かい 改憲阻止へ11・3結集を
関ナマ弾圧粉砕、安倍政権打倒

11月労働者集会組織化の一助として
階級的労働運動の発展のために
――基礎的・理論的な学習と考察
庄司道博

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