〝首都のど真ん中で勝負する〟  3・23(全国集会)〜26(控訴審第1回)へ結集を 反対同盟のアピール

週刊『三里塚』02頁(0891号01面01)(2014/03/10)


 〝首都のど真ん中で勝負する〟
 3・23(全国集会)〜26(控訴審第1回)へ結集を
 反対同盟のアピール

 ウクライナ、タイの激動そして韓国、イギリスで労働者民衆の怒りの決起が始まっている。日帝・安倍政権の戦争政治に対しても人民の怒りは爆発寸前だ。動労千葉を先頭に安倍政権と対決する労働者人民の闘いの一翼として、三里塚2014年決戦が火を噴いている。芝公園での3・23三里塚全国総決起集会、3・26控訴審第1回弁論闘争に全力を集中しよう。高裁を包囲する闘いを空前の規模で実現しよう。3万人署名を達成しよう。反対同盟3氏からアピールを頂いた。

安倍戦争政治と対決

格段の闘いを訴える ●事務局長 北原鉱治さん

 3月26日、市東孝雄さんの農地を守る控訴審闘争が始まる。権力が奪おうとしている農地は親子3代、100年間も耕してきた畑だ。それを農地法という農業を守るべき法律を使って奪う、国家暴力で強奪するとはどういうことか。
 この東京高裁での裁判闘争を軸として、2014年の三里塚闘争に勝利するために、反対同盟は3月23日、東京芝公園で全国総決起集会を開催する。48年の三里塚闘争の歴史の中でも初めてのことだ。
 不正義のかたまりである成田空港は、その矛盾がますます露呈しつつある。反対同盟は去年の5月から周辺一斉行動に立っている。この2月で10回目になるが、「空港との共存共栄」なる虚言の化けの皮がはがれる中で、大きな変化が起きてきている。先日は三里塚を中心に8カ所で辻立ち演説を行ったが、車から手を振ってくれる人、引き返してきてビラを受け取っていく人、握手を求める人など、周辺住民との連携が新たな段階に入ったのを実感している。
 三里塚は反戦・反核の砦として50年近く闘ってきた。安倍政権が現在進めている戦争と改憲の政治に激しい怒りを感じる。私も痛苦の念をもって反省している、あの戦前の悲惨な戦争の時代へと逆行させようという政治をなんとしても阻止しよう。三里塚はその先頭に立つ。「霞が関に攻め上る」というスローガンには安倍政権を打倒しようという意味も込められている。
 さらに反原発闘争を闘う人びと、沖縄で辺野古新基地建設に怒る民衆、反TPPを闘う労農学との連帯を強める。みなさんの格段の結集をお願いしたい。

権力の横暴許さない

国策とあくまで対決する ●敷地内天神峰 市東孝雄さん

 いよいよ、私の農地裁判の控訴審が始まります。あらためて絶大な支援をお願いします。まず、はっきりさせておきたいことは、なぜ私が被告席に立たされなければならないのかということです。裁判自体が違法なんですよ。私は農業に生きがいを感じ、消費者とお互いに顔の見える有機農業にやりがいを感じ、天神峰に戻って14年間、農作業に打ち込んできた。空港会社が提訴した私の畑は、じいさんの市太郎が大正時代に開墾し、おやじ東市を経て私に受け継がれた100年にもなる畑です。本来、所有地になっているはずの畑だ。一朝一夕に肥沃な畑ができるわけじゃない。その私になぜ、ここから出て行けと言えるのか。しかも本来、農民と農業を守るはずの農地法を悪用しての暴挙だ。私の全農地の7割を奪うという。私に「死ね」という攻撃だ。こんなでたらめを私は絶対に認めない。権力の横暴がまかりとおることを許さない。
 私の畑が誘導路の直線化を邪魔しているから、なんてNAAは宣伝しているけど、私の畑があっても飛行機は飛んでいるよ。以前は「へ」の字のところで一時停止していたけど、安全無視を承知の上でそれはやめてしまった。だったら、私の畑を奪う必要はないはず。 結局国の政策に逆らうものは、この地から出て行けということ。国策に逆らう者は許さない、ということでしょ。
 高等裁判所は、千葉地裁以上に反動的な場所だと聞いている。だったら逆に、東京のど真ん中で勝負しようじゃないか。全国の農民や労働者、市民、学生に集まってほしい。「霞が関に攻め上る」というのは、政治の中枢で権力と正面から対決する闘いだ。その力で高裁を包囲する闘いをやりたい。同盟が去年の5月から取り組んでいる周辺住民との連帯を築く活動も地道ながら成果を出し始めている。
 首都東京で、反原発の闘い、沖縄辺野古新基地建設に反対する闘い、そして反TPP、労働者・市民・学生の闘いと大きくつながって、3月23日の全国集会を大成功させたいと思っている。その勢いが26日の高裁包囲闘争に結びついていく。亡くなった萩原進さんに胸をはって報告できるような闘いを実現したい。その土台となる闘いが新3万人署名です。達成へ力を貸してください。

火の玉となり都心へ

「50名逮捕」上回る迫力で ●敷地内東峰 萩原富夫さん

 「霞が関に攻め上る!」。この言葉はまさに戦闘宣言だ。三里塚から全国の闘う人民の怒りを結集し、火の玉となって敵の本丸に攻め入るという熱い決意がほとばしる、おやじ(故萩原進さん)らしい表現だ。
 市東さんの農地と生活を守るという絶対に譲れない闘いにあたって、東京高裁にこの迫力でぶつかっていかなければならない。現闘本部闘争を思い起こそう。あの50名逮捕を超える迫力が必要だ。裁判所を包囲し、占拠してしまうぐらいの結集が求められている。
 国のため経済のために犠牲になれという政策は、すべての農民・労働者にかけられている攻撃だ。三里塚は48年闘い続けている。沖縄、福島を始めとした人民のあらゆる闘いに対して、三里塚のように闘おうと堂々と訴えよう。三里塚を知らせよう。
 同盟が積極的に外に出てさまざまな人びとと、特に若者たちとつながることだ。そのためにも3万人署名を徹底的に活用し貫徹しよう。
 仲間たちの誰もが「進さんの遺志を引き継ぐ」との決意を胸に動き始めた。この思いが市東さんはじめ同盟員、支援者たちのすべてをかきたてて、団結を固めて動き出している。
 昨年末のおやじの急逝に、私は正直うちのめされた。一つの時代が終わった。私の役割は終わったと思った。自分なりにできる範囲でやればいい、と開き直った。しかし、1〜2月の闘いを経て、市東さんの決戦をおざなりの闘いでやり過ごしていいのかという思いに駆られ、私の中に変化が生まれている。私の中に萩原進がいると感じ始めた。三里塚への思い、萩原進への思いをたくさんの方々から頂いた。私と反対同盟はその思いに応えなければならないと強く思った。三里塚は闘い続ける。「三里塚のように闘おう!」と堂々と訴えたい。皆さんの決起をお願いします。

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