団結街道

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週刊『三里塚』02頁(0898号01面05)(2014/06/23)


団結街道


 集団的自衛権や石原環境大臣の金目発言。眼前の重大な問題を覆い隠すように、連日ワールドカップ(W杯)の報道が続いている。サッカーに興味のない小生でも、ブラジルのエースストライカー・ネイマールの名前くらいは覚えた。そのブラジルで闘われたW杯反対デモで、こんな歌が歌われたという▼「ごめんなさい、ネイマール。でもね、今回ばっかりはあなたを応援できないの。テレビ番組で私たちの仲間が少しずつ死んでいくのを見るのに疲れちゃったの。だけど、国際サッカー連盟(FIFA)は自分たちのやり方しか考えてない…」▼医療、教育など取り組むべき問題山積なのに、W杯に巨費を投じたブラジル政府。リオデジャネイロでは、W杯開催に伴い6万人の住民が転居を余儀なくされた。試合が放映されるようになって、マスコミからデモの報道は消えたが、開催中の今もデモは闘われている▼ひるがえって東京五輪はどうか。スポーツ番組では夢と希望の象徴であるかのように、出場を目指す若きアスリートの奮闘を紹介する。だが「汚染水はコントロールされている」の安倍の福島切り捨てウソ発言に始まり、数千億の金で大企業を潤す一方で、反対同盟つぶしに使おうという第1級の政治の道具をどうして許せるか▼今年1月、「東京オリンピックを返上せよ」と闘った鈴木達夫氏の都知事選の地平でオリンピックを阻止しよう。
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