9・23反原発に1万6千 反対同盟・支援連参加3万人署名で1136筆集める

週刊『三里塚』02頁(0904号02面02)(2014/09/22)


9・23反原発に1万6千
 反対同盟・支援連参加3万人署名で1136筆集める

(写真 1万6000人の労農学市民を結集して高揚した反原発集会【9月23日 東京・亀戸中央公園】)

(写真 反対同盟と支援連は集会に参加すると共に、市東さん署名に取り組み1136筆を集めた【9月23日】)


 9月23日、「『さようなら原発』一千万署名 市民の会」が主催する「9・23さようなら原発全国大集会」が東京・亀戸中央公園で開かれ、1万6000人が結集して、安倍政権の原発再稼働政策を弾劾した。
 三里塚から反対同盟、支援連が参加、NAZENの仲間とともに闘った。集会では、呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)、沢地久枝さん(作家)、大江健三郎さん(作家)、大石又七さん(第5福竜丸元乗組員)らがそれぞれあいさつした。中でも大石さんは、「ビキニの水爆と福島の原発はつながっている。核兵器も原発も危険は同じ。絶対反対です」と発言し大きな拍手をあびた。
 大江さんは「これだけ多くの人が集まっている。原発再稼働や集団的自衛権の行使を進める政権への大きな抵抗の声がある。3・11の記憶を持ち、断固進んでいこう」とアピールした。
 この他音楽グループ、全国からの反原発団体、多数の労組が会場を埋め尽くした。参加者が想定を大幅に上回ったため、デモに出発するのに2時間以上かかる人も。川内原発再稼働阻止の決意を固めあった。
 三里塚は集会の前とデモの解散地点で反対同盟を先頭に市東さん署名に全力で取り組み、合計1136筆というかつてない成果をえた。これで、6月25日以来の署名数が4000筆弱となった。 「10・8までに5000筆を集めて小林裁判長につきつけるという目標達成が見えてきた」というのが全員の実感となった。さらに各地に出かけて5000筆達成を成し遂げる決意を新たにした。

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