ピンスポット アイベックス機、主翼の接触事故 突風にあおられて 内陸空港成田の致命的欠陥

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週刊『三里塚』02頁(0918号01面05)(2015/04/27)


ピンスポット
 アイベックス機、主翼の接触事故
 突風にあおられて
 内陸空港成田の致命的欠陥


 4月2日、広島発のアイベックス・エアラインズ14便(ボンバルディア200型機、乗客・乗員計38人)が成田空港B滑走路に着陸する際、主翼を滑走路に接触させる大事故を起こした。(写真)
 当日は10~20㍍の強風が吹いており、「この風にあおられたため」としているが、この時期、B滑走路がある天神峰、東峰地区には春の突風が頻繁に吹く。
 2009年に起きた成田空港初の死亡事故(フェデラルエクスプレス機)も3月23日だった。この事故では機長と副操縦士の2人が死亡した。この時も強風が吹いていたが、今回の事故と同じ程度の風だった。
 つまりアイベックス機の場合もフェッデクス機と同様の転覆・炎上事故になる可能性が極めて高かったということだ。これらの突風は、三里塚地域で海洋性気候と内陸性気候がぶつかるために起きる。内陸空港成田の致命的欠陥だ。空港位置決定そのものに誤りがあったということだ。
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