新宿メーデー ゼネストで戦争阻止 デモでJR本社を直撃

週刊『三里塚』02頁(0920号02面06)(2015/05/25)


新宿メーデー
 ゼネストで戦争阻止
 デモでJR本社を直撃


 5月1日、動労総連合、合同・一般労組全国協、全国労組交流センター、全学連の主催で「5・1新宿メーデー」が闘いとられ、「ゼネストで世界戦争をとめよう」と高らかに宣言された。
 午後1時、新宿区の四谷区民ホールで集会が始まった。全国協の吉本伸幸代表が開会あいさつに立ち、「東京から革命をおこすゼネストを組織していこう」と開会を宣言した。続いて、杉並選挙闘争の報告を北島邦彦・西部ユニオン副委員長が行い、「自治体労働者のストライキで、戦争と民営化を進める議会をぶっとばそうと訴えた。
 次に、「5・1メーデーアピール」を労組交流センター青年部長が提起した。
 動労総連合から6・7国鉄闘争全国運動全国集会の呼びかけが発せられた。まず動労千葉の中村仁執行委員が登壇し、千葉鉄道サービス(CTS)で働く非正規労働者8人が動労千葉に結集したことを意気高く報告。 動労水戸の石井真一委員長は、「労働者の怒りが噴き上がっている。大胆に運動を広げていこう」と訴えた。
 カンパアピールとソリダリティ合唱の後、闘う労働組合から決意が表明された。動労千葉青年部は「動労千葉の先輩として、新たに入った8人と、去年入ってくれた3人を守り抜く」と決意を述べ、この日、東日本環境アクセス本社に抗議行動に立った動労神奈川からは中村幸夫委員長と桑原組合員が登壇して戦闘的な決意を述べた。
 小竹運輸グループ労組を始めとした全国協建設・交運連絡会からは、資本との死闘戦にかちぬく戦闘宣言が次々と発せられた。郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長、全学連の斎藤郁真委員長が続いた。この後、新宿駅前のJR本社に向けてデモに出発。本社に迫り、「安全破壊の外注化、反対」「事故の責任、会社にあるぞ」とシュプレヒコールをたたきつけた。メーデー闘争の成功から6・7全国集会に総結集しよう!
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