8・15集会 「安倍談話」に反撃 韓国民主労総が連帯発言

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週刊『三里塚』02頁(0926号02面04)(2015/08/24)


8・15集会 「安倍談話」に反撃
 韓国民主労総が連帯発言


 「8・15労働者・市民のつどい」が東京・すみだ産業会館で行われ580人の結集で大成功を収めた。前半の圧巻は、「オープンスペース街(まち)」弾圧で不当逮捕され奪還された2人の仲間の発言だった。「弾圧は新たな団結をつくり出している」と勝利感に満ちて発言した。
 主催者あいさつを8・15集会実行委員会代表の葉山岳夫弁護士が行った。平和遺族会全国連絡会代表の西川重則さんの講演に続いて、集会実行委員会の森川文人弁護士が安倍談話をつぶさに批判し、「国際連帯を貫き戦争をする政府・資本を打倒し勝利へ突き進もう。これが安倍談話に対する回答だ」と基調報告を行った。
 後半のメインは韓国、動労千葉、沖縄からの特別報告だ。最初に、民主労総ソウル地域本部の女性委員会委員長のキムジンスクさんが「戦争屋の安倍政権に立ち向かう日本の労働者の闘争もまた、韓国と同様、支配階級に対する正義の闘争です」と訴えた。
 続いて、動労千葉の田中康宏委員長が「私たちは絶対にアジアの労働者たちに銃を向けない!」と訴え、動労千葉の鉄建公団訴訟での6・30最高裁上告棄却決定を弾劾し、闘いを続けると宣言。「8月、9月を全力で闘おう」と強く呼びかけた。沖縄からは日本IBMビジネスサービス労働組合の富田晋委員長が報告に立った。この他、福島、動労水戸などからの発言を受けて、高揚感に包まれつつ集会を締めくくった。
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