ピンスポット 農民会議総会が歴史的な成功 萩原富夫さんが講演 「安倍政権打倒が勝利の道」

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週刊『三里塚』02頁(0936号01面05)(2016/01/25)


ピンスポット
 農民会議総会が歴史的な成功
 萩原富夫さんが講演
 「安倍政権打倒が勝利の道」


 1月30日、31日、全国農民会議第4回総会が福島県二本松市で開催された(写真)。全国各地から農民・農業関係者が集まり、反原発・反TPP・三里塚連帯、安倍政治反対を掲げ、全国的農民運動を構築する討議が行われた。1日めは冒頭に共同代表の鈴木光一郎さんが主催者あいさつを行い、地元動労福島の橋本光一委員長、動労水戸木村書記長が連帯あいさつを行った。続いて市東孝雄さんから「最高裁5万署名が昨年暮れに1万筆を超え、先日最高裁に提出した。成田の第3滑走路など戦争のできる国づくりを許さず闘う」との決意。萩原富夫さんが「三里塚50年の地平」と題して講演した。「50年の長い闘いをなぜ続けてこれたのか、『農地死守・絶対反対・話し合い拒否』の闘いの原則が軸」「第3滑走路はもう一つの空港を造るようなもの。周辺住民とともに新たな三里塚闘争をつくる」「命を育む生産者の誇りで闘い安倍政権を打倒する」と提起した。さらにTPP批判の講演が行われた。2日めは総括にふまえ運動方針の提起。最後に共同代表の小川浩さんが「全国の農民の司令塔になるような闘いを」とまとめ成功裏に終了した。

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