ピンスポット 成田初「A2―B―C」上映会へ 小児甲状腺がん告発 反対同盟も実行委に参加

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週刊『三里塚』02頁(0938号01面05)(2016/02/22)


ピンスポット
 成田初「A2―B―C」上映会へ
 小児甲状腺がん告発
 反対同盟も実行委に参加


 日本在住のアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュが福島第一原発事故以降の福島の子どもたちを追ったドキュメンタリー映画「A2―B―C」の上映会が成田駅前のスカイタウンホールで開催される。被災地福島における小児甲状腺がんの多発を告発する映画で、数々の映画賞に輝いている。
 タイトルは、甲状腺検査におけるのう胞やしこりの大きさを表す判定記号で「A2」以上はしこりが見つかったことを示す。
 昨年3月、「共産主義者が映っているから」という前代未聞の理由で配給会社によってすべての上映がキャンセルされた。被曝問題に取り組む診療所、母親や子どもたちの健康への不安という事実すら隠ぺいしようとする圧力に負けてはならないと、関係者多数の努力の結果、上映が再開された。多くの人びとの来場を訴える。
 3月21日(月・祝日)、午後1時30分〜、3時30分〜 の2回上映。スカイタウン成田3階。3時〜3時30分までは福島からの報告も予定されている。一般800円、高校生以下無料。主催 成田「A2―B―C」上映実行委員会。

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