5・18最高裁署名提出行動に結集を

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週刊『三里塚』02頁(0942号01面02)(2016/04/25)


5・18最高裁署名提出行動に結集を


 市東孝雄さんの農地法裁判・最高裁決戦が山場を迎えている。日帝・寺田体制は、三里塚裁判全体に対して、強権的な攻撃に出てきた。
 千葉地裁における耕作権裁判で、岸日出夫裁判長を内田博久裁判長に交代させる人事を行い、さらに第3誘導路裁判他で廣谷章雄裁判長を阪本勝裁判長に代えた。
 これは、最高裁決戦そのものの緊迫性を示している。判決の通告日程は予断を許さない。こうした情勢を踏まえて反対同盟は、第3小法廷・大谷剛彦裁判長を追いつめるべく、第2回目の署名提出行動を5月18日に決め、準備に入った。顧問弁護団ととともに全力で決起しよう。

署名集めにむけ

 最高裁に向けた署名数は4月19日現在1万7034筆。この内、1月28日に提出した署名が1万1126筆。第2次提出分としては現在5908筆が集まっている。署名提出日にむけて、反対同盟はさらなる行動計画をたて署名を積み上げることを確認している。
 一方、賛同署名の方もついに500筆を超えた。個人が410筆、団体が96筆だ。文化人からは秋田県で新聞「たいまつ」を発行し続けている100歳のジャーナリストむのたけじさんや精神科医の野田正彰さんから賛同署名を頂いた。「主権在民の真正面敵は国家権力のわがままだ」(むのさん)、「皆さんの抵抗のなかに、人間の尊厳を見ます」(野田さん)などのメッセージが記されていた。
 最高裁への緊急5万人署名自身が最高裁決戦だ。全国の職場、学園、地域、街頭で市東さん署名を集めきり、5月18日午後2時、最高裁判所西口通用門前に結集しよう。
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