三芝百景 三里塚現地日誌 2016 5月24日(火)〜6月6日(月)

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週刊『三里塚』02頁(0945号02面09)(2016/06/13)


三芝百景 三里塚現地日誌 2016
 5月24日(火)〜6月6日(月)


●羽田空港の国際線増便に向け、国交省が都心上空の新ルートを計画していることに対して、騒音や安全性の破壊に反対する品川、江戸川、江東、目黒の4区の住民団体が都庁で記者会見した。4団体は合同で反対運動を展開する「東京連絡会」を結成したことを発表した。(24日)
●成田市の経済団体で作る空港利権団体「成田空港対策協議会」は総会を開き、新会長に加瀬間利勝氏を選任した。(25日)
●芝山町白桝部落で、相川勝重町長を呼んで、第3滑走路に関する説明会が行われた。(29日)

●千葉地方裁判所民事第2部(内田博久裁判長)で、新やぐら裁判が開かれ、反対同盟・弁護団・支援が結集して闘った。反対同盟と支援連はその後、千葉市繁華街において、市東さん・最高裁5万人署名を集めた。(30日=写真=2面に記事)
●東京で、航空政策研究会の50周年記念シンポが行われた。講演で黒野匡彦元NAA社長は「1978年に開港したが、2本目の滑走路ができたのが2002年になってしまった。この24年の間に、アジアでは大規模空港の整備が進み、決定的な差がつけられてしまった。これは、日本の航空史上の最大の痛恨事」と述べ、農民・住民無視の成田空港建設に対する三里塚闘争への敗北感を吐露した。(31日=2面に記事)
●千葉地裁民事第3部(阪本勝裁判長)で団結街道裁判が行われ、反対同盟・弁護団・支援が弁論闘争を闘った。(6月3日=2面に記事)
●東京・江戸川区総合文化センターで行われた「6・5国鉄闘争全国運動全国集会」に反対同盟、三里塚現闘、全学連行動隊が参加した。1626人が結集して大成功した。(5日=2面に記事)
●支援連は国会前や霞が関・日比谷公園で行われた「明日を決めるのは私たち、―政治を変えよう! 6・5総がかり大行動」に参加するとともに、市東さん署名を集めた。(5日)

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