「納得してないぞ」の声を 成田市 中郷地区説明会で情宣

週刊『三里塚』02頁(0956号02面02)(2016/11/28)


「納得してないぞ」の声を
 成田市 中郷地区説明会で情宣

(写真 成田市中郷地区の説明会にむけ宣伝する支援連絡会議【11月20日】)

 「空港機能強化案」に対する怒りが各地区の説明会で表明される中、三里塚闘争支援連絡会議(支援連)は11月20日、成田市中郷地区で開かれた説明会への弾劾行動に立った。
 午後4時、成田市赤荻の中郷公民館前に反対同盟宣伝カーと支援連の仲間が陣取った。車で到着する説明会参加者に「反対同盟ニュース38号=11月13日付」を手渡していく。
 1面では「説明会を徹底追及の場に」と訴え、2面では2014年11月に成田公民館で行われた松井利仁北海道大学教授の騒音問題の講演を紹介し、「化学物質より危険な騒音」「心筋梗塞、高血圧が2倍」と、騒音と健康の関係について衝撃的に暴いている。
 このニュースをほとんどの住民が受け取っていく。「おれは絶対反対だ」と話しかけてきた住民もいた。
 すると4時20分頃、成田市の空港対策課長が「ここは公民館の敷地だから出て行け」と妨害を試みてきた。それに対して支援連メンバーは「住民の生活と健康に重要な情報を届けている。妨害はやめろ」とはねのけ、ニュース配布をやりぬいた。
 宣伝カーからは、説明会を弾劾するアピールが行われた。「20カ所行われた説明会では住民の怒りの声が噴出しています」「発着回数が30万回にも達していないのに、何が50万回化か、空港間競争など住民の利益には関係がない、などの抗議の声があがっています」「中郷地区住民のみなさん。今日の説明会を徹底追及の場にしましょう。住民は納得していないぞという気持ちを態度で表しましょう。『ご意見を承り検討します』との形式的な応答に対しては、回答の期限と場所を答えさせましょう」などの呼びかけを行った。
 また、NAA配布の資料には「理想的な飛行時間は朝の4時から夜中の2時」と記載してあることも暴露、近い将来の24時間化を狙っている事実を弾劾した。
 入場者の好意的な反応に焦ったNAA、成田市は成田署に警官の出動を要請した。警察車両が来て弾圧を試みたが、支援連は断固行動をやりぬいた。
 これに先立つ10月29日、成田市久住地区での説明会に対しても支援連は宣伝行動を闘った。この説明会では他のどの地区よりも激しい抗議の声があがったことが後日、報告された。
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