大地の響き 投稿コーナー 「第3」予定地を調査 茨城 井上良雄

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週刊『三里塚』02頁(0975号02面07)(2017/09/11)


大地の響き 投稿コーナー
 「第3」予定地を調査
 茨城 井上良雄


 8月27日、猛暑はやや一段落の天神峰を訪れました。大きな樫の木の下で、決戦本部は皆々の集うカフェになりました。
 まず8月9日に逝去された北原鉱治さんの姿をまとめたDVDが上映されました。在りし日の北原さんの映像を見ながら、そのぶれない生き方にあらためて心を揺り動かされました。その中で「何か一つ真実を貫きたい」と話されていることが特に印象に残ります。ただご冥福をお祈りします。その後本部長の本格コーヒーをいただきながら、皆で語り合いの一時です。取材のライター氏、一度は来たかったという方、看護師さん、建設労働者と様々です。現闘の皆さんも交じり、ゆっくりと時間が流れる天神峰カフェです。
 その後二組に分かれ、一組は南台の畑見学に出て、市東さんと話もはずんだとのこと。一方、私は第3滑走路予定地の現地調査に加わりました。600世帯を立ち退かせて、建設を強行しようとする空港会社に対して空港機能強化反対の声があがり、反対の看板が道路沿いの要所要所に立てられています。騒音被害の人々は、今後空港会社が夜間離着陸を増加して、静かな時間が切り縮められることに反対しています。計画では飛ばない時間は4時間しかないのです。その4時間で睡眠をとれと言うのです。空港会社と国は、地域住民の生活も守らず、ただ一点国策の空港押しつけだけで、住民は不当に軽視され、無視されるのです。そこで、もはや国や会社の言いなりにはならないとする人々が出てきているのです。その人々とも手を取り合って、運動を広め、静穏な生活を守り農地を守るぞと信じつつ、現地調査を終えました。
 夕方バスを待ちながら、あらためて闘争が戦争反対の大きな力になっていると皆で認識を深め、天神峰カフェの一日を終えました。
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