団結街道

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週刊『三里塚』02頁(0989号01面04)(2018/04/09)


団結街道


 3月24日、無実の政治犯・星野文昭さんと連れ合いの暁子さんをモデルにした演劇『ブラインド・タッチ』を見に行きました。芝居自体を見るのが初めてでしたが、客席と舞台との距離が近く、他人の「日常」を覗いているような感覚を覚えました▼獄中に28年間囚われた高橋和也さんが演じる男性は都築香弥子さん演じる女性と獄中結婚し、16年後に女性のアパートで一緒に暮らし始めます。男性は二人での生活にとまどい、獄中とは違った現実の状況に「自分は何をすればいいのか」と自問し、葛藤し、苦悩します▼二人が生身の人間として出会い直して、様々な葛藤をのりこえて本物の夫婦になっていく「思想的ラブストーリー」(坂手洋二さん)ですが、中盤から後半にかけて激しく衝突します。正直「痛々しく直視できない」と思いました。終盤のピアノセッションで怒りや思いを鍵盤にぶつける様に圧倒されました▼主人公の「獄中にいたけど、社会は何も変わっていないじゃないか」というセリフにドキッとしました。芝居を見て、戦争のない社会をつくるためにデモに立った星野さんを必ずとり戻したいとあらためて思いました▼四国地方更生保護委員会への要望書をさらに集めましょう。6月3日に私の故郷でもある四国の高松で「獄中43年 星野さん解放全国集会」が開かれます。大結集の力で星野さん奪還へ、共に闘いましょう!
(二川光)
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