ボーリング調査弾劾! 危険極まるB延伸工事

週刊『三里塚』02頁(0999号01面04)(2018/09/10)


ボーリング調査弾劾!
 危険極まるB延伸工事



(写真 B滑走路の北側飛行直下で進められている地盤調査と設置された看板)


 NAAは30日、空港機能強化策によるB滑走路の北側1000㍍延伸が狙われている予定地である成田市十余三でボーリング調査を始めた。
 B滑走路は当初の計画を変更し、北側にずらして建設したため誘導灯が高速道路をまたぐ形で設置されている。今回の機能強化でさらに1000㍍延伸するとなると滑走路が高速道路を完全にさえぎる形になり、高速道路をトンネル化しなければならない。かなりの難工事となることが予想される。危険を省みず、行き当たりばったり、継ぎはぎだらけの空港建設を断じて許すことはできない。
 3日午前、本紙記者が現場を訪れるとフェンス内で2人がボーリング作業を行っていた。施工者であるパシフィックコンサルタンツ(株)のヘルメットをかぶる職員が一人やってきて「取材は受けていない。人物が特定されるような写真はダメ」と対応してきた。
 撮影した看板によると、この地点名はH30 B―3。期間は9月15日まで、作業時間は8時〜17時となっている。NAAは今後さらに第3滑走路建設予定地内でのボーリング調査を行うとしている。
 地元住民の生活、安全無視の機能強化を許すな!

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