要望書・400万円カンパ集めよう 6・30第3回樫の木まつりへ

週刊『三里塚』02頁(1013号02面05)(2019/04/08)


要望書・400万円カンパ集めよう
 6・30第3回樫の木まつりへ

(写真 昨年全国集会での市東さんとほらぐちさん)

(写真 関西生コン支部の福嶋聡さんと市東さん)


 東京・杉並区議会議員選挙で、ほらぐちともこさんの勝利をもぎりとろう! ほらぐちさんは、「反戦の砦」=三里塚闘争53年の継承者・伝道者として、首都東京から改憲阻止・安倍打倒の先頭に立とうとしている。ほらぐちさんをリーダーに「絶対反対・実力闘争」で闘う若者・女性のうねりを作り出すことが、三里塚闘争はじめ国策との闘いの勝利を約束する。最後まで全力で闘おう!
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 反対同盟が呼びかける、市東さん農地強奪強制執行を阻む請求異議裁判控訴審闘争の勝利に向けた新たな要望書に全力で取り組もう。
 昨年末、千葉地裁の極悪裁判長=高瀬順久は、国策の名のもとに市東さんの生きる権利と耕す権利を全否定する断じて許すことができない反動判決を下した。反対同盟は座り込み闘争に決起し、即日控訴手続きと強制執行停止の申し立てを行った。市東さんの「これからもこの地で耕し続ける」という不動の決意、現地における決戦本部を先頭にした実力阻止の迫力、弁護団の奮闘、全国から寄せられた通算8万筆を超える署名と、1397通の要望書が千葉地裁を追い詰め、350万円の担保金を条件に控訴審が終了するまでの強制執行停止決定を勝ちとった。
 反対同盟はこの地平の上に「首都東京へ攻め上る」新たな闘いを呼びかけている。控訴審勝利の400万円カンパを集め切り、要望書を東京高裁に叩きつけよう。

機能強化粉砕!

 空港との共存はありえない。この間、立て続けに起きている事故(誘導路からの逸脱、航空機の接触事故、落下物)は高速離脱誘導路などの機能強化の先取り攻撃の結果だ。今秋にはA滑走路の運用時間を延長(最終的には空港全体で午前5時〜午前0時半まで)しようとしている。これらは国家・資本による殺人行為にほかならない。条件闘争では命は守れない。羽田も含めた首都圏空港機能強化粉砕を周辺住民と共に闘おう。
 労農連帯・国際連帯の砦として社会変革を求める人民の結集軸となってきた三里塚闘争を今こそ押し広げよう。反対同盟は決戦本部を先頭に万全の現地受け入れ態勢をとっている。4・28天神峰カフェ、6・30樫の木まつりに新たな仲間と共に駆けつけよう。
(日刊三里塚より転載)

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