ピンスポット 石木ダム強制収用と闘う 長崎で集会とデモ

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週刊『三里塚』02頁(1027号01面05)(2019/11/11)


ピンスポット
 石木ダム強制収用と闘う
 長崎で集会とデモ


「期限」切迫に怒りの反撃
 長崎県川棚町の石木ダム建設事業で強制収用が切迫する中、絶対反対で闘う川原地区住民と連帯し、9・7長崎市内デモに参加しました!(写真) 11月18日に迫る「明け渡し猶予期限」を前に行われた市内集会とデモに150人が結集、「声を大にして強制収用に反対しよう」と訴えました。翌週17日には「どぎゃんかしゅうかい」と銘打った建設予定地デモに250人が結集、10月13日には佐世保市内で新たに立ち上がった市民団体がデモをするなど、切迫する強制収用を許さない怒りの決起が連日起こっています。
 北村誠吾地方創生担当大臣は「誰かが犠牲になることで世の中成りたっている」と言い放ち、国家暴力で住民を踏みにじる意志を明確にしています。しかし、絶対反対を貫く住民の姿は、多くの人の共感を呼び、保険医協会の収用反対声明、反対議員連盟発足、時事問題に切り込む芸人「せやろがいおじさん」の現地訪問と動画公開など、さまざまな動きを生みだしています。11月17日にはこうした思いを結集し、「明け渡し猶予期限」を迎え討つ全国集会が呼びかけられています。収用阻止・計画撤廃を!
(九州・A)
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