団結街道

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週刊『三里塚』02頁(1033号01面06)(2020/02/10)


団結街道


 激動期の1年は平時の10年に勝るとも劣らない。年明けから1カ月。すでに数カ月が過ぎたのではないかと思うほどの濃密さだ▼「激動の時代」とは、労働者階級が団結して立ち上がれば、自分たちの意思と行動によって歴史を動かし、世界を変革することができる——そのような胸躍る好機の到来(革命的共産主義同盟政治局の2020年1・1アピール)の証左と思いたい▼ところで、私たちが目指すべき「歴史を動かし、世界を変革すること」の具体的・実践的な中身とは何だろうか。最近、現地闘争本部の仲間との学習会で「共産党宣言」を読み返す機会があった▼階級社会を廃絶し、「階級闘争の歴史」を終わらせること。私有財産(私的所有)を廃止すること。変革の主体は労働者階級であること……マルクスが展開した共産主義の理論的命題は少しも古びてない▼「ブルジョアジーの没落とプロレタリアートの勝利はいずれも不可避である」の宣言から早170年以上が過ぎている。プロレタリアートの勝利はいつ実現するのか。学習会ではそういう意見もあった▼私の思いは、革命をやるのに早すぎるということはなく、革命の組織化に立ち上がるのは早ければ早いほうがいいということだ。「共産主義者は自分たちの見解と意図を隠すことを軽蔑する」「失うものは鉄鎖のみ、獲得すべきは全世界。万国の労働者、団結せよ!」の精神で、改憲阻止・日帝打倒を!
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