革共同政治集会開く 反対同盟「反転攻勢に出る」

週刊『三里塚』02頁(1047号01面03)(2020/09/14)


革共同政治集会開く
 反対同盟「反転攻勢に出る」

(写真 熱気の中で勝ち取られた革共同集会【9月6日】)

(写真 三里塚反対同盟から4人が登壇)


 9月6日、革共同政治集会(革命的共産主義者同盟主催)が東京・サンパール荒川で開れた。
 三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さん、萩原富夫さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加し、登壇した。
 連帯あいさつを行った萩原さんは、「コロナ危機を革命へ! 本当にその通りの情勢だと思います」と述べ、「みなさんと共に50数年闘いぬいてきた成果が成田空港の大破産、廃港へという情勢を引き寄せた」と高揚感をもって確認した。そして「空港廃港を現実のものとするため、裁判闘争を徹底的に闘い、市東さんの農地を守りぬき、機能強化を粉砕する反転攻勢に打って出る」と力強く宣言し、9・27全国集会への大結集を呼びかけた。市東さんは「裁判がだいぶ進んできたが、最後まであきらめることなく闘い続ける。動労千葉、関西生コン支部の労働者のみなさんと連帯し、沖縄・福島・三里塚を一つの闘いとしてこれからも闘う」と鮮明な決意を述べた。
 秋月丈志書記長が基調報告を行い、「新自由主義の打倒か、改憲・戦争か、労働者階級の側から今こそ決着をつける時がきた」として、階級的労働運動の再生、復権に一切をかけて闘い、11月労働者集会の成功へ全力を上げようと訴えた。
 清水丈夫議長が、70年安保・沖縄決戦下での破防法弾圧との闘い以来、半世紀ぶりに登壇し、特別報告を行った。
 これらを受け、26全総以来1年間の闘いを最前線で切り開いてきた地区や各産別の同志たちから、青年・女性の怒りと結びつき、革共同を本物の革命的労働者党に変えていこうという力強い決意表明が相次いだ。

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