全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 行動隊に加わろう 勝利の1年を闘って 全学連三里塚現地行動隊 二川光

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週刊『三里塚』02頁(1056号02面02)(2021/01/25)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 行動隊に加わろう
 勝利の1年を闘って
 全学連三里塚現地行動隊 二川光

(写真 新たな仲間とともに新年デモ【10日】)

(写真 南台農地で人参の収穫【12月25日】)


 明けましておめでとうございます。
 昨年12月17日、請求異議控訴審判決でのデモと裁判所前弾劾行動に150人が結集しました。その後の21日の耕作権裁判にも多くの学生や労働者が集まり、1年の闘いを締めくくりました。2021年に向けて決意を固め勝利してきた1年の闘いだったと思います。昨年は本当にありがとうございました。
 激動の中で、昨年11月から年末にかけて多くの学生が三里塚現地を訪れました。市東さん宅や萩原さん宅で援農を行い、畑に触れ、闘争の歴史に学ぶ現地調査で岩山鉄塔や裁判で争点となっている市東さんの畑を知ることで、初めて訪れる人にとっても三里塚を身近に感じることができたのではと実感しています。三里塚に若い学生が来ることによって現地と何より自分自身が活性化していると思いました。
 それに比して成田空港の現状はどうでしょう。昨年は成田空港は約3カ月間、B滑走路の運用を停止しました。LCCの倒産もはじまり、成田ではANAの国際線が撤退となり空港そのものが必要性すら疑問に思われる状況になっています。旅客需要も全く回復の見込みが立たず、ANAとJALの統合論なども出ている始末です。成田空港そのものが必要なくなった今、市東さんの農地を強奪することは絶対に許されません。
 今の社会状況は民営化で金儲けを優先する新自由主義の政策によって引き起こされています。医療機関の人員削減、指定感染症病院の削減など必要な医療を削ってきた結果、対応不能に陥り医療崩壊にまで至っています。それに対して労働組合がストライキを行い社会的注目を集めています。世の中に必要な医療・福祉を削っておきながら、成田のように反対する農家や人々を暴力的に排除してきたことに対し、労働者や農民から反撃が叩きつけられたことに歓呼の声が上がり注目されるのは当たり前のことだと思います。
 三里塚闘争は55年を迎えますが、国策や戦争政策に反対し、野菜を通じて消費者と生産者の信頼関係を産直運動の中で作り上げていると実感しています。その中で市東さんの農地強奪強制執行を阻み、請求異議裁判は最高裁に移りました。3月31日までの仮執行宣言の停止決定が勝ちとられているとはいえ、三里塚闘争をもっと多くの人に知ってもらう必要があります。全国の学生や市民、労働者はぜひ三里塚闘争に触れ、職場やキャンパスで広めてください。ぜひ全学連三里塚現地行動隊に加わりましょう。

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