全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 強制収用実力阻止を 新歓闘争が大前進 全学連三里塚現地行動隊 髙田暁典

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週刊『三里塚』02頁(1062号02面04)(2021/04/26)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 強制収用実力阻止を
 新歓闘争が大前進
 全学連三里塚現地行動隊 髙田暁典

(写真 サニーレタスの植え付け【4月15日】)

 さて花も散り若葉の季節となりまして、ひと月前に現地の皆様に買って頂いた作業着も当地名物・関東ロームにほどよく染められて見た目だけ農業の玄人となりました髙田暁典でございます。
 調子のいい口先の出任せばかりで実のある行動の伴わぬ人間は、生活を闘争に闘争を生活に、真実に生きている反対同盟の皆様方には一切通用せず、また一人の活動家のおこした恥は組織の恥となる処を連日深く反省致しております。さりとて自己批判とは虫のいい自己保身の自己弁護にあらずして、過ちを糾して組織全体の感受性と活動性を益々はつらつたらしめ、これを媒介として改憲・戦争阻止―日帝打倒の歴史的闘争の終局的勝利に一歩でも二歩でも前向きに、すべての労働者人民の皆さんが自信と確信を深めて進んでゆけるようにするために行われるべきものであります。かつそれは言葉のみならず行動をもって髙田からすべての皆さんに示すべきものであります。従いまして二川隊長の圧倒的指導の下「口は小さく、耳は大きく」を旨として日々の現地行動隊の任務にいよいよ熱意をもって励むことで日々我身のなせる罪業に対する自己批判をしっかりと遂行して参ります。
 コロナ情勢下支配階級の側が今まで通りの支配のやり方が破綻し危機に直面している一方、日々白日の下に暴き出される新自由主義の腐った現実に怒って団結を求め自己解放的に立ち上がる学生・青年が膨大に現れております。彼らに対し、日本新自由主義の原点である国鉄分割・民営化と断固闘い続ける国鉄闘争に学び革命的路線的に思想を武装し、オンライン双方向コミュニケーション技術等も駆使しつつ、大胆に攻勢的に縦横無尽に展開されている全国の戦闘的学生の新歓闘争の着実なる前進は、舌先三寸でない本気の三里塚決戦・強制収用実力阻止闘争の大衆的・全人民的実現の新たな展望を着実に切り拓いております。
 新しく結集してきている高校生・学生・青年に対し、三里塚闘争の今がよく見えるようにするために、あるいは三里塚闘争の今を発信することで老若男女を問わず新しい人々と続々つながり勝利に向かって団結してゆくために、現地にある者にこそできる活動として週刊三里塚に「痛快・新知見・明瞭・簡潔・階級性」を兼ね備えた記事を投稿してゆくつもりですので、まだの方はぜひとも定期購読の上、厳格なる検証をお願い申し上げます。
 また実は髙田は中核派なので、随時マルクス主義学生同盟(中核派)京大支部ツイッターにて現地の今を発信し宣伝扇動致します。4月1日以来の強制収用実力阻止行動や、先日の第3誘導路裁判——これはいま5つある三里塚裁判闘争のうち、特に成田空港の存在そのものを問題として追及しうる裁判で、弁護士先生方がコロナ情勢を踏まえ成田空港をぶった斬る論を展開して空港会社、国交省とその同類裁判所を徹底追及するのを髙田も傍聴させて頂きましたが——等々、一つ一つの闘いの具体的取り組みをその都度全国全世界の人々に益々よく見えるようにしてゆく決意であります。
 かくして闘う全国学生と呼吸して三里塚闘争が質・量共に発展してゆく経路を具体化してゆく所存であります。団結して共に闘いましょう。
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