全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 強制執行実力阻止 三里塚陣形拡大を 全学連三里塚現地行動隊 髙田曉典

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週刊『三里塚』02頁(1064号02面02)(2021/05/24)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 強制執行実力阻止
 三里塚陣形拡大を
 全学連三里塚現地行動隊 髙田曉典

(写真 トマトの移植前に管理機をかける行動隊【16日】)

 本紙1062号の当コーナーにて髙田が表明した自己批判の詳細な内容に関して、なんと反対同盟のお二人に電話をかけて問い合わせた日本的マスコミが2社あったそうです。
 マスコミが本紙を隅々まで読んでいるのは良いことですが注目する世界が小さい。髙田のごとき雑兵の自己批判などほじくるよりも、1063号1面トップを飾った絶対反対=階級的団結を魂とする二川行動隊長の圧倒的アッピール「今まで押しつけられてきた価値観とはまったく違う世界観がここにあります」、および2面左上の改憲国民投票法粉砕国会前闘争の先頭に立つ今井行動隊顧問の勇姿に刮目(かつもく)し、学生・青年層への三里塚勢力の着実なる拡大とその前衛性にさらに肉薄すると共に、BBC・AFP・インド10TVなど世界的マスコミが注目する市東さん農地死守の闘いの正義と、政府-空港会社の腐りきった姿と空港機能強化の破綻ぶりとを、新DVD(頒価500円)を武器に刻々世に知らしめることに全力傾注すべきであります。
 さてコロナ危機は支配階級による階級支配の破綻を露呈させていますが、かえすがえすもこれは革命主体=労働者人民の予定調和的勝利を約束するものでは更々なく、むしろ日帝菅政権はコロナ危機を奇貨に、あくまで日米安保に立脚し帝国主義としての延命のための改憲・戦争国家化攻撃に突進し、まずはデジタル監視法を通し、更に改憲国民投票法・入管法改悪・土地利用規制法を続々成立せしめんとしております。もちろん大赤字にかまわず進められている国策成田空港機能強化も改憲・戦争国家化攻撃、これら具体的に提示されている問題に、階級的労働運動路線に立脚して具体的に対決し打破してゆくことを通じ、日帝打倒、労働者権力樹立、反帝反スタ世界革命を実現し資本主義的生産様式を変革し全人間の全面的発展を実現してゆくために、労働者人民の主体的活動のますますの活性化が求められる時代がいま到来しているのであり、革命主体の活性化を通じた階級的団結の拡大-組織化物質化によって農地強制収用はるか以前に政府-空港会社をコテンパンにすべきなのです。かかる主体的=組織的活動の有機的一環として辺野古新基地建設阻止の5・15沖縄現地闘争に諸困難を打ち破り多数の初参加者含め決起した全国の闘う学生・労働者市民の皆様方に決戦の三里塚より連帯の挨拶を送ります。
 4月1日以降の農地強制収用実力阻止行動とその地道なる活動の社会への周知の甲斐あって政府-空港会社ら農地収用軍団は今のところ現れず、かの営農妨害の公安車89―86はインターネットにさらされてついに消滅しましたが、代わりにヨトウムシ(漢字で書いて夜盗虫、まるで夜中に団結街道や天神峰現闘本部を盗みとった成田空港会社みたいな虫)が現れて夜陰に乗じてキャベツの中核を食い散らさんとしており、この髙田、農作業のヒマを見つけては夜盗虫解体・絶滅の闘いに起ち農地死守の実力農業の実践を通じた膨大なるキャベツ中核の形成援助に勤しんでおります。このキャベツがすくすく育てば育つほど産直野菜の品揃えはより充実し、やがて皆さんの血肉となり、生活の充実を通じて農地死守の闘いのますますの大衆的発展の力となります。
 産直野菜を買って下さい!
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