5月沖縄現地行動に参加 辺野古で土砂搬入に対し座り込みと抗議 全国農民会議福島支部 吾妻和位

週刊『三里塚』02頁(1065号02面01)(2021/06/14)


5月沖縄現地行動に参加
 辺野古で土砂搬入に対し座り込みと抗議
 全国農民会議福島支部 吾妻和位

(写真 辺野古で土砂搬入阻止の座り込み【5月17日】)

(写真 同盟ののぼりを掲げて)


 5・15沖縄現地闘争から17日の辺野古現地土砂搬入阻止座り込み闘争までを闘い抜いてきた。
 5・15沖縄集会では、コロナ禍の下での闘いとなった中でも多くの仲間が参集し、特に若者の姿が一昨年に農民会議世話人の斎藤栄一さんと共に参加した時に比べても大きく増えていて、大変力強く感じられた。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんが「遺骨で辺野古を埋め立てるな」という怒りに満ちた訴えを行い、「チーム緑ヶ丘」の神谷武宏園長は「私たちは保育所の上を飛ばないよう訴えているだけなのに全く受け入れられない。こんな姿を子供たちはどう見ているのか」「これは沖縄の問題ではなく日本の問題です」と訴えた。そして、基地労働者だった水島満久さんが71年ゼネストから「基地労働者が動くとき沖縄闘争が動く」と語った。まさに、日本の政治の問題であるということが心に迫ってきた。

遺骨混じる土

 翌日は早朝、南部戦跡から見学した。平和の礎をまわってから「魂魄の塔」「ひめゆり資料館」を訪ねた。「魂魄の塔」は戦後最も早く、しかも、民間の手によってつくられた慰霊碑で、他県の自治体が作った慰霊碑とは一線を画している。沖縄南部の遺骨は激しい艦砲射撃によって粉々に砕かれており、それを土砂と分けることなどできはしない。その土砂を辺野古埋め立ての為に採取しようという現場がここから数百メートルとないところにある。そこは豊かな森が醜悪に伐採され無残な荒れ地になっていた。工事は自治体の措置命令によって止まっているが重機は放置され、いつまた再開されるか予断は許されない。腹の底から怒りが込み上げた。
 普天間基地の近くにも行ってみた。聞いてみると、休日で飛行回数は少ないそうだが、それでも軍用機が頭上を飛ぶと話など聞こえない。三里塚と同じ現実があるのだ。
 午後からは、星野闘争全国交流集会に参加した。平良修牧師の故鈴木達夫弁護団長の追悼や星野暁子さんの闘いの決意が語られ、全国の闘う仲間、特に大阪や東京からの若者からの闘いの報告が全体を活気づけた。
 17日は辺野古現地に赴いた。テント村では、基地で働いていたという方からお話を聞くことが出来た。「ここと高江の演習場は直結していて、米兵は訓練を3~6カ月したらもう戦場に送られる」「生きて3年間いられたら米国市民権が与えられるので南米の若者が志願して大勢来ている、しかし、どのくらい生き残れるかはわからない」等々。そうしているうちにも「コンバットレーション(戦闘糧食)」を満載したトラックが基地内に入っていった。「あれは戦場に補給されるんだ」と教えてくれた。まさに戦争に直結している現実だ。

機動隊を圧倒

 そして、土砂搬入の大型ダンプが来る時間になった。私は三里塚Tシャツを着て現地の方と暁子さんたち再審連絡会議の仲間と共に座り込んで搬入阻止の闘いに立った。次々と足止めされる大型ダンプ。県警機動隊は何度もハンドマイクで警告をしてくる。そんなことはお構いなしに抗議の声をあげ、機動隊やガードマンを圧倒した。
 この3日間の闘いは、本当にたたかう仲間は全国にいるし、心ある人々は闘いに立ちあがっているんだという事を確信させてくれた。沖縄も三里塚も福島も、全国の一人一人にとって他人事ではないし、その根本原因は資本主義ということだ。全国から基地をなくし、戦争をなくそう。ともに闘おう。

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