大坂さんにこの声届け 東京拘置所を包囲しデモ

週刊『三里塚』02頁(1066号01面04)(2021/06/28)


大坂さんにこの声届け
 東京拘置所を包囲しデモ

(写真 大坂さんを解放しろ! デモに出発【6月13日】)

(写真 東京拘置所に向け渾身の呼びかけ)


 6月13日、大坂正明さん救援会と東京労組交流センターの共催の東京拘置所包囲デモに150人の仲間と共に参加した。
 集会では、全学連が「大坂さん、星野さんが闘った沖縄闘争、渋谷闘争は正義の闘いだ! でっち上げで捕らわれている大坂さんを絶対に取り戻そう」と訴える姿に心が震えた。星野精神・大坂精神を引き継ぐ若者の決起が力強く始まっている。
 さらに、迎賓館・横田爆取でっち上げ弾圧と闘い勝利者として出獄した十亀弘史さん、板垣宏さんがふたたび闘いの先頭に立っていることにも感動した。今こそ世代を越えた決起で獄壁を打ち破り、革命を実現するときだ。それは大坂さんの奪還から始まると確信する。
 1971年11月14日、沖縄返還協定批准阻止のデモを東京・渋谷で星野文昭さんと共に闘った大坂さんは、機動隊員一人が死亡したことをめぐり、「殺人罪」をでっち上げられた。46年間の指名手配と闘いぬき、不当逮捕・起訴されてから4年。半世紀前の事件をめぐり公判前整理手続で権力との大激突が続いている。公判はいまだ開かれず、裁判所は不当にも大坂さんの接見禁止を継続している。大坂さんは鼻ポリープ治療を求めているが、東京拘置所は、治療もせず放置している。
 大坂奪還へ力強く進撃しよう!
(土屋栄作)

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