7・17国鉄全国集会へ ローカル線廃止攻撃打ち砕こう

週刊『三里塚』02頁(1091号01面03)(2022/07/11)


7・17国鉄全国集会へ
 ローカル線廃止攻撃打ち砕こう


 国鉄1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動が呼びかける7・17全国集会が迫ってきた。全力で職場・地域を組織し、千葉市民会館大ホールに結集しよう。階級的労働運動の再生の力で改憲・戦争を阻止しよう。

戦争協力拒否を

 ウクライナ戦争によって開始された世界戦争への危機を内乱に転化する闘いが、全世界労働者の課題となっている。労働者の階級的団結で腐りきった資本主義を打倒し、労働者権力をうち立て新たな社会を建設しなければならない。戦争を止める最大の力は労働組合を基盤にした労働者階級の国際連帯だ。動労千葉は「新・戦争協力拒否宣言」を発した。この宣言をあらゆる職場に持ち込み、岸田政権の中国侵略戦争策動を木っ端みじんに打ち砕く階級的陣形を作り出そう。
 参院選では、与野党がともに愛国主義と改憲・戦争を競い合う醜悪な選挙戦を繰り広げている。参院選の全反動を吹き飛ばす闘いが、5・22バイデン来日阻止を実力闘争で闘った青年・学生の決起だ。三里塚では7・3樫の木まつりが画期的に成功し、労農連帯の一層の前進が勝ち取られた。
 日本労働運動の帰趨を決する闘いが、「国鉄1047名解雇撤回」と「関西生コン支部弾圧粉砕」である。国鉄解雇撤回に向けた裁判闘争は、重大な攻防が続いている。昨年9月には、JR東日本の訴訟参加を決定させる大勝利を実現した。署名運動をさらに進め、結審攻撃を押し返そう。3月ダイヤ改定でJRは、鉄道の歴史始まって以来の大攻撃に踏み込んでいる。全職名を廃止し、運転職場と駅を統合して、労働者にあらゆる業務をやらせる「業務融合化」を強行した。また、全線区の57%が、国鉄分割・民営化に際して廃線の基準にされた乗客数を下回っているとして、ローカル線廃止に突き進んでいる。JRと国土交通省が狙うローカル線の廃線(=「ローカル線大虐殺」)は、国鉄分割・民営化の大破綻を示している。新自由主義が、行き詰まりながらさらなる犠牲を労働者・人民に転化し、戦争に突き進もうとしている。
 今必要なのは労働者自身の組織と闘争だ。新自由主義を打倒する階級的労働運動を全国のあらゆる職場によみがえらせよう。7・17国鉄集会を成功させ、新自由主義による社会の破壊を許さず、戦争を阻止しよう。
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