北総の空の下で 統一教会人脈 銃弾が暴いた腐敗

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週刊『三里塚』02頁(1094号02面07)(2022/08/22)


北総の空の下で
 統一教会人脈
 銃弾が暴いた腐敗

 一発の銃弾が政権の中枢深く食い込んで、血しぶきを上げています。統一教会に生活を破壊された青年が手製銃で教団の広告塔・安倍晋三を打ち抜き、宗教の仮面の下で金と権力をほしいままにしてきた教団と政権の癒着を白日の下にさらしました。
 一方、ミャンマー軍事政権が民主活動家4人を処刑、世界に衝撃が走りました。民政移管後、交流の名目で設立された「日本ミャンマー協会」には利権に群がる国会議員や大手企業が名を連ねます。国軍擁護と在日のデモ批判で怒りを買う渡辺秀央会長(元郵政相)が「最も信頼する」というのが、日本財団の笹川陽平会長です。父は国際勝共連合初代名誉会長の笹川良一、財団から協会へ多額の助成金が流れています。
 一発の銃弾が、統一教会と日本ミャンマー協会を貫いて、安倍晋三、麻生太郎を軸とする腐臭ふんぷんたる人脈をあぶり出したといえます。悪名高き「安倍のマスク」も、ミャンマーで作られて軍の資金になりました。
 お盆前は、猛暑×畑の水不足×コロナとの闘いに明け暮れましたが、9月2日の新やぐら裁判控訴審判決いかんで現地情勢が一挙に緊迫します。市東孝雄さん宅の周りにあるやぐらや看板撤去の仮執行が認められる可能性があるからです。4日の現地闘争は、滑走路北延伸工事着工弾劾と2本立てで、実力闘争宣言の場になります。今秋決戦初戦を三里塚で切り開いて、安倍国葬を粉砕する奔流を作り出そう!
北里一枝
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