各地で熱い街頭宣伝に決起 「市東さんの農地を守れ」

週刊『三里塚』02頁(1100号01面02)(2022/11/28)


各地で熱い街頭宣伝に決起
 「市東さんの農地を守れ」

(写真 市東さん農地強奪強制執行阻止を訴える【11月19日 新宿】)

(写真 JR横浜駅西口での街宣【19日】)

(写真 婦人行動隊・木内敦子さんが署名活動の先頭に【18日 千葉市】)


 反対同盟の呼びかける強制執行反対緊急署名を全力で集めよう。
 11月18日、千葉地裁で開かれた団結街道裁判後に、反対同盟の伊藤信晴さん、木内敦子さん、支援連が地裁前で情宣。全学連の仲間も駆けつけてアピールし、署名を呼びかけた。
 翌19日、改憲・戦争阻止!大行進が呼びかける新宿反戦デモの前段で三里塚街宣が行われた。新宿アルタ前に現闘と全学連行動隊も駆けつけ、緊急署名への協力を呼びかけた。1時間弱で20筆超の署名が寄せられた。
 反戦アピールで各発言者は、戦争は資本主義の危機が生み出すものであり、戦争を止める力は労働者の国際連帯にあると強調し、南西諸島を戦場に見立て中国に対する軍事作戦そのものとして行われた日米共同統合演習「キーンソード23」を徹底弾劾した。
 この演習の中で、日米は空港・港湾の軍事利用に踏み込んでいる。安保3文書改定・改憲を先取りする攻撃であり、断じて許すことはできない。市東さんへの農地強奪強制執行攻撃も中国侵略戦争に向けた戦時収用攻撃だ。絶対に阻まなければならない。大軍拡を推し進める岸田政権を打倒しようと訴える新宿駅一周デモに、圧倒的な注目と共感の声が寄せられた。
 同日、JR横浜駅西口で「改憲・戦争阻止!大行進」神奈川の主催する街頭宣伝が行われた。「市東さんの農地守ろう」と大書された横断幕には市東さんの顔と大木よねさんへの代執行の写真がプリントされ、半世紀ぶりの強制執行攻撃であることが一目でわかる。横断幕に圧倒的な注目が集まる中、三里塚世代だけでなく中高生も快く緊急署名に応じた。
 20日、大阪で開かれた「セクハラ・パワハラ解雇をぶっとばせ!集会2」では「市東さんの農地強奪をゆるさない特別決議」が採択された。
 さらに全国津々浦々に署名運動を広げ、つながった仲間と共に天神峰現地に駆けつけよう。

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